🌍プレバト！！スプレーアートを見に来る方必見、実際に日立駅からアートを見に行ってみた

プレバト！！

俳句や水彩画で著名人の才能を測る番組、TBS「プレバト！！」3時間SPが1月11日に放送されました。今回も人気の企画「スプレーアート」が放送され、お題は「茨城県日立市」でしたが……「どこにあるんだよ」「日立製作所しか知らねーよ」「最近暴走車が市役所に突っ込んだとこ？」くらいの認知度である日立市。スプレーアートを見に来られる方、駅からの道を道のりをお教えします！

プレバト！！で「消滅可能性都市」日立市が……

茨城県北部の都市、日立市。日立製作所を擁し、かつては県内で人口がいちばん多かったこともあるのですが、現在では水戸市、つくば市に次ぐ第3の都市となっています。特に若年層が少なく、プレバト！！でも「(※)消滅可能性都市」を応援しようという意図で紹介されていました。

※2010年からの30年間で人口が5割以下となる可能性が高いといわれる都市

そんな日立市の応援企画として白羽の矢が立ったのは、番組屈指の人気企画であるスプレーアート。今回の出場者は過去4回1位に輝いている光宗薫さん、絶対王者光宗さんに前回肉薄した山下リオさん、朝ドラや大河でも活躍する青木崇高さん、テレビ映画舞台と大忙しの小松利昌さん、蛙亭の中野周平さんでした。

【「プレバト！！」3時間SP in 日立】
TBS系列MBS毎日放送の大人気番組「#プレバト！！」に日立市が舞台として登場します！
日立市が舞台となったのは「#スプレーアートコンテスト」！#日立市を盛り上げる作品をテーマに、芸能人の方々が作品制作をしてくださいましたhttps://t.co/Ss1rN9aIg9 pic.twitter.com/OxCrC8h8IL
— 日立市【公式】 (@HitachiCityKoho) January 10, 2024

結果、山下リオさんが悲願の1位を獲得！全てが素晴らしい作品でしたので、見逃した方はTVerでの視聴と、プレバト！！をご覧になった方は「現物」を観に日立市までお越しください。

「スプレーアート」を観に、日立駅から歩いてみた

筆者は自動車で現場まで行ったのですが、最寄りのJR日立駅からも歩いてみることにしました。カーナビに入れる際は「ガスト日立駅前店」がおすすめ。古いナビなら「イトーヨーカドー日立店」でも出てくるかも。電車の場合はJR上野駅から特急で約90分、鈍行で170分ほどで到着です。

改札を出ると右手が「海岸口」で左手が「中央口」となりますは、目的地は「中央口」を出て徒歩5分ほどの場所です。

小松利昌さんが自撮りをされていたのは、海岸口を降りた場所。降りずにまっすぐ進めば、テレビなどではサンド富澤さんの卒業アルバムや、ハリセンボン春菜さんの成人式の写真くらい擦られ続ける「日立のイメージ」となっている場所を観ることが出来ます。

天気の良い日は、海をぼんやり眺めるのがオススメです。

さて、話を戻して中央口の出口に足を運びます。

改札から中央口までは約1分、動く歩道もあるので状況に応じてご利用ください。ここからは新都市広場方面へ向かいます。

すぐに信号があるので、ここを横断します。

左手に見えるのが、新都市広場及びシビックセンターです。シビックセンターには球体が付いているのですが、これはフジテレビの「テスト」として作られたものだそうで。反対側からはキレイな球体が見えるようになっています。

そのまま道なりに歩くと「ヒタチエ」という商業施設が見えてきます。日本最大級の無印良品を核とした施設で、商業メインの建屋と病院メインの建屋に分かれています。自動車の方は駐車場を利用するのもアリですが、古いナビをお使いの方は「イトーヨーカドー日立店」で検索されると見つかりやすいです。

右手が商業施設、左手が病院(日立メディカルセンター)になっているので、その間を進んでいきます。基本的に普段は土日でも人がいないのですが、気にせず進みましょう。もう曲がるところはありません、このまま直進するだけ。

道中左手には山下さんにドーナツを差し入れされていた「はせ川」さんがあります。昔ながらの懐かしい味わいが特徴のドーナツで、地元の有名店です。

現在歩道を補修中なので、お体の不自由な方はお気をつけください。尚、左に1本道をずらせば歩きやすい道路なので、車椅子の方などはそちらの道を利用したほうがいいかもしれません。

駅から約5分で、目的地に到着です！おつかれさまでした！

さすが！実際に観る作品はTVよりスゴい！

駅方面から行くと、最初に目に入るのはKAZROCK先生のお手本です。中野さんの作品もかわいらしかったのですが、さすが先生の作品……実際にこの目で見ると鳥肌モノです。

こちらもKAZROCK先生のお手本。日立の無形文化財「風流物」を切り取ったものです。

そしてこちらが第一位、山下リオさんの作品。写真で伝わるかどうかわかりませんが、とにかく大迫力て引き込まれる強さがありました。ほぼフリーハンドのスプレーアートとは信じがたいほどの迫力と繊細さを併せ持った作品。

惜しくも最下位に沈んだ青木崇高さんの作品。TVでは酷評といった感じですが、これぞアートという作品で、大勢の方が食い入るように見ていらっしゃいました。個人的には筆者も好きな作品です。

お年寄り夫婦がずっと見続けていた小松利昌さんの作品。近くに寄っても本当に綺麗で、ちょっと鳥肌が立ちました……芸術性と技術力を兼ね備えた素晴らしい作品。思わず筆者も心を奪われました。

蛙亭中野さんの作品も先生の評価は低かったのですが、個人的に大好きな作品。小さなお子さんが指を指して、かわいいー！って言っていました。若いお母さんが小さい子と一緒に写真を撮っていたのも印象に残っています。

光宗薫さんの作品なのですが、実は訪問したのが夕方だったため夕日と街路樹の角度でどうやっても綺麗に写真に収めることが出来ませんでした。全体的に作品を綺麗に楽しむのであれば、太陽が出来るだけ高く登っている時間をオススメします。

実際は本当に素晴らしい作品で「かみねっちょ」のかわいらしさと細かいところまで1mmたりとも手を抜かない姿勢、このままグッズにしたい完成度。さすが殿堂入り間近の方という感じでした。生で作品を見られて本当に幸せ。

第一位を獲得した山下リオさん。制作中は舌打ちを連発するキャラとして扱われていますが、本当に真摯に向き合っているということが伝わって、大好きな俳優さんになりました。

スプレーアートの大変さが分かるからこそ、共演者の皆さんは戦友のような気持ちになります。だからこそ、これからも闘志を持って頑張るぞ！と思えた回でした。
明日から全員のアートが日立に展示されます。みなさま是非に
（大好きなお兄やん青木の崇さまとのプレバト共演も胸アツでした）#プレバト pic.twitter.com/EzW6kBTs65
— 山下リオ (@rio_y10) January 11, 2024