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■軽々しく考えてはいけない車中泊用グッズ
車中泊におすすめの車を調達しても、それだけでは快適な車中泊ができる訳ではありません。

必ず積み込んでおきたい数々の一品があるのです。

これを軽く考えているとせっかく良い車で車中泊旅行に出かけても、苦い思い出を作ってしまうことにもなります。

ホテルでは困らないはずでも車中泊ならではのことをいろいろ想定してみれば、自ずと浮かび上がる品々ばかりではありますがそれらを整理してみました。

■無くてはならない一品
まずはどんな人でも必須となるはずのものを挙げてみます。

・布団
家の中と違って車内は鉄板一枚で外気を隔てているだけでになりますので、寒気の冷たさが車内にも直接的な影響を与えます。

そこで布団は厚めのもの、毛布も余分に一枚用意しておきましょう。

敷布団を厚くすればシートの硬さも和らぎます。

寝袋があればそれでも悪くはありません。

寝心地は違いますが、場所も取らず取り扱いやすいのがメリットです。

・シェード
カーテンがあれば大丈夫そうですが、車内は室内のようにはいきません。

夜中でも屋外には何らかの灯りがあったりしますが、そこからのわずかな光の漏れが車内では拡張されてしまうのです。

窓を隙間なく覆い尽くすシェードは使ってみれば、就寝中の暗闇を確保してくれることを実感するはずです。

それだけでなく断熱壁にもなりますので、寒暖対策にもなるのです。

・インバーター
車内でも電気製品を使うためには、車内でコンセントが使える必要があります。

そこで車のソケットに差し込むだけでそれが可能になるインバーターが重宝します。

少なくともスマホの電池切れ対策としてだけでも価値はあるでしょう。

それでもエンジンをかけたまま使うのは控えたいものですので、なるべく充電式や電池が使える電気製品を持ち込みましょう。

・ランタン
夜の車内で灯るランタンは、明るさだけでなく車中泊の雰囲気も醸し出してくれます。

普段は無い微妙な薄暗さも楽しい思い出とさせてくれる一品です。

・ペットボトルの水
車内には水道がありませんので、これがあると使わなくても安心するものです。

汚れものが出たりと不測の事態に対応できるのです。

・ティッシュ
ティッシュも大量に置いておきたいものです。

ペットボトルの水を含ませればウェットティッシュにもなります。

■季節の一品
車中は自然の影響を鉄板一枚で遮っているだけですので、そこは念入りに準備する心掛けが求められます。

・暑さ対策
車内は夜になっても暑いものですが、冷房を入れっ放しにもできません。

そこで扇風機と網戸でひたすら外気を取り入れることです。

行楽地であれば、そこそこ夜の外気は涼しいものでしょう。

・虫対策
虫よけスプレーなどの防虫対策と虫に刺された時のクリームは欠かせません。

・寒さ対策
車内は狭いので寒さには比較的強いものです。

しかし、朝起きたら窓に氷がびっしり張り付いてしまうこともあるかもしれません。

水をかける方法もありますが、逆に氷になってしまったりすることだって考えられます。

専用の解氷スプレーがあれば、手際よく溶かせられますのですすめられます。

・雪対策
一晩でも雪で車が動けなくなることもあります。

そんな時は除雪用にシャベルを用意しておきましょう。

軽量で折り畳み式のものがおすすめです。

もちろん、これだけあれば大丈夫とまでは言えるものではありません。

車内に食料品を持ち込んで食事をしようと思えば、食器セットも必要になったりします。

醤油やマヨネーズなど好みによっては欠かせない調味料もあるでしょう。

ビニール袋、タオルなどの量も必要度合いによって調整することです。

トイレが近くになければ、簡易トイレを持ち込んでおくのも安心に繋がります。

こうしていろいろな場面を考えてそこにあるべきグッズを想定していれば、車中泊旅行を準備の段階から楽しめることにもなるのです。