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ジャニーズ事務所が10月2日、新体制についての会見を都内にて実施し、東山紀之社長、ジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長、9月30日付でCCOとなった山田将之弁護士、顧問である木目田裕弁護士が出席。同会見を欠席した前社長・藤島ジュリー景子氏について説明した。

◆前社長・藤島ジュリー景子氏、会見欠席した理由

ジュリー氏は同会見を欠席し、井ノ原が手紙を代読。手紙では会見を欠席した理由についても説明しており、ジュリー氏が20代から「過呼吸で倒れてしまう」などのパニック障害があるとした上で、母である故・メリー喜多川氏との関係性を語ることについて「皆さんの前でお話したいことを、過呼吸にならずお話することが不可能だと感じたため」と報告。「逃げた、卑怯だと言われることは重々承知です」などと伝えていた。

その後の質疑応答で改めてジュリー氏の現在と今後について聞かれると、東山は「現在日本にはおりますが、今回（の会見）は出席しない」と報告。手紙にも記載があったように、メリー氏に関する話をする際に過呼吸症状が起きてしまう可能性があることを説明した。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は9月7日の会見で、初めてジャニー喜多川氏の性加害があったことを認め謝罪し、ジュリー氏の引責辞任、東山の新社長就任を発表。その際には、ジャニーズ事務所の社名を存続することも伝えていた。

その後、9月19日に取締役会を開催したことを報告。「藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と説明し、本会見ではその進捗内容を具体的に報告するとしていた。

また、公式サイトでは「弊社は、『外部専門家による再発防止特別チーム』（以下「特別チーム」といいます。）からの提言を踏まえ、以下の各項目の再発防止策を講じております」とグループ人権方針の策定やジャニーズJr.の相談係として機能する「ホスピタリティー担当者」の人員増加など、11項目の再発防止策を実行していることを発表していた。（modelpress編集部）