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KinKi Kidsの堂本光一が作・構成・演出を手がけ、主演を務める舞台「Endless SHOCK」の製作発表会見がこのほど都内にて行われ、2024年に過去に例のない期間の全国ツアーを行うことを発表。さらに2024年の上演をもって、約24年間の歴史の幕を閉じることを明かした。リカ役の乃木坂46・中村麗乃、綺咲愛里は会見にて、堂本との共演エピソードを明かした。

◆堂本光一「SHOCK」引退 中村麗乃＆綺咲愛里が救われた過去明かす

2024年は4月・5月に帝国劇場にて本編「Endless SHOCK」と「Endless SHOCK -Eternal-」を2作同時に上演、7月・8月に梅田芸術劇場にて、9月に博多座、11月に再度帝国劇場にて本編を上演することを発表。過去に例のない期間の全国ツアーを予定。作・構成・演出・主演の堂本をはじめ、ライバル役のSexy Zoneの佐藤勝利、中山優馬、KAT-TUNの上田竜也、リカ役の中村、綺咲、オーナー役の前田美波里、島田歌穂（※Wキャスト、トリプルキャストは出演順）といった華やかなメインキャストが揃い、会見を開催した。

2025年に建て替えのための休館を発表している、現・帝国劇場（1966年開場）。同公演もクロージングラインナップの一環として上演されることから、堂本は「この作品は帝国劇場とともに歩んできたところがある」と帝国劇場と「SHOCK」とともに歩んできた歴史を振り返り、「自分としても今年で『SHOCK』の幕を閉めようと思っています。年齢でございます…冗談です（笑）」と2024年の上演をもって「SHOCK」を終えることを発表した。

そんな堂本とのエピソードを聞かれると、中村は「去年やらせていただいた時に2作同時上映だったので、本編とEternalを同時に稽古する作業を1ヶ月でしました。初めての動きや慣れないことばかりで頭がパンパンになってしまって、毎日必死にみんなに食らいつくのに精一杯だった日々だった」とカンパニー入りからの大変な日々を回顧。「光一さんは私が残って練習をしている時に一緒に練習をしてくださったり、リカの解釈に悩んでいた時も私の考えを尊重して一緒に親身になって考えてくれたりしたので、本当に助けられたなと思います。ありがとうございます」と感謝した。

綺咲は「私も2年前の稽古では本当にいっぱいいっぱいで、なんとかついていかなければという気持ちで走り続けていました。その時に光一さんからいただいた『大丈夫』という言葉が、短くも本当に温かく、その時の自分を救ってくださった言葉だったなと思います」とにっこり。「決して手放さず、立ち止まって『一緒に頑張ろう』と言ってくださったことがありがたいことでしたし、自分の気持ちが引き締まりました」と堂本に救われた過去を明かした。

◆堂本光一、単独主演記録達成へ

2000年11月の初演「MILLENNIUM SHOCK」で帝劇史上最年少座長として当時21歳の堂本が帝劇初出演・初主演を務めて以来、23年半にわたり代役なしの単独主演で上演し、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける「SHOCK」。2024年の公演でついに2000回を達成し、国内演劇の単独主演記録2017回（現記録は森光子さん主演の「放浪記」／1961年～2009年、2017回）を超え、単独1位となる見込みだ。（modelpress編集部）