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韓国ソウル市は31日午前0時基準、新型コロナウイルスの新規感染者数が6万131人を記録したと明らかにした。今月中旬、新型コロナ拡散ピークに達した後、緩やかな減少傾向が現れているが、オミクロン株のうちBA.2型（ステルスオミクロン）優勢、私的な集まりの増加などで、まだ安心できないという指摘だ。

31日、ソウル市によると同日午前基準、ソウル地域の新規感染者数は6万131人増え、、累計275万9294人となった。死者は49人増え、累計3563人。

ソウルの1日の感染者数はここ1か月間、オミクロン株拡散とともに毎週2倍ほど増え、急増した。特に今月8日に7万人台、12日に8万人台、17日に12万人と感染者の数が爆発的に増加するなどピークに達した。最近は減少傾向を見せていた新規感染者数は、新たな変異株の拡散や距離確保の緩和などにより、検査件数が増加し、やや不安なようすを見せている。

新型コロナ大流行が続き、重症者も増えている。現在、ソウル市の重症者専担病床は705床で、使用中の病床は452床で、稼働率は64.1％だ。準重症者の病床は669床、使用中の病床は490床で、稼働率は73.2％だ。感染症専担病院と生活治療センターの稼働率はそれぞれ50.5％、30.6％だ。

新型コロナ拡散により去る30日から新型コロナウイルス外来診療センター申請対象がすべての病院・医院に拡大された。町の病院・医院で新型コロナ及び新型コロナ以外の疾患まで対面診療が可能となった。

また、ソウル市は市民の新型コロナ関連の相談を迅速に処理するため、今週から「ソウル市コロナコールセンター」を運営している。選別診療所および迅速抗原検査の利用、在宅治療、予防接種など、新型コロナ全般について相談する。平日・週末24時間運営する。