チョン
韓国最大野党「共に民主党」のパク・ホングン代表は29日、北朝鮮の小型無人機がソウル上空を侵犯するような”失敗”を犯したユン・ソギョル(尹錫悦)政府の安保対応について、「国家安保さえも『各自が生き残れ』ということなのか、本当に言葉も出ない」と批判した。
パク代表はこの日午前、国会で開かれた政策調整会議で「尹政府の安保無能により、首都圏上空が北朝鮮の無人機によって危険にさらされた」として、このように述べた。
「このような深刻な状況でも、尹大統領は国家安全保障会議を招集しなかった」としたパク代表は、「北のドローンが韓国の上空をかき乱し回ったという報告を受けても、対策会議ではなく、楽しく忘年会を開いていた」と指摘。
また「そんななかで尹大統領の解決策は、すでに2018年に創設されたドローン部隊を前倒しで創設するというものだった」と皮肉を交えて強く批判した。