15年の分裂騒動以降、三つどもえの抗争状態が続く3団体のうち、山口組と神戸山口組の抗争で襲撃などの事件は18年中に全国で6件発生し、4件が摘発された。10月には、神戸市長田区でも神戸山口組系組員による発砲事件があった。
県警組織犯罪対策課によると、暴力団排除の機運向上や取り締まり強化の成果が出ている一方、摘発を逃れるため暴力団関係者の活動が潜在化する恐れもあるという。同課は「三つの山口組の分裂状態は続いており、油断はできない」としている。
県警組織犯罪対策課によると、暴力団排除の機運向上や取り締まり強化の成果が出ている一方、摘発を逃れるため暴力団関係者の活動が潜在化する恐れもあるという。同課は「三つの山口組の分裂状態は続いており、油断はできない」としている。