>>38続
高原タカハラ・コウゲン・タカハル・タカバル・コウハラ・コウォン
①高原コウゲン
標高が高く、連続した広い平坦面を持つ地形。
標高の高い平地と起伏が少ない高地という表現も可能だが、「高原と高地」「高原と台地」の境界は明確ではない。
例えば、那須高原や伊豆高原。
「高原」(コウゲン)という言葉は、江戸時代以前には存在しなかった。
固定の地域名として「高原」(コウゲン)が初めて使用されたのは、現在の長野県軽井沢とされる。
明治40年代の絵葉書に「Karuizawa Plateau(軽井沢高原)」の表記が見られる。
次いで、大正期に「志賀高原」、昭和期に「蓼科高原」「野辺山高原」等が続いた。
高原は、高冷地とも呼ばれる。
高原作物は、「コーヒー豆」「茶」「胡椒」。
②高原町タカハルチョウ
現在の宮崎県西諸県郡にある町(旧高原村)。
霧島山系高千穂峰には、レプリカの天逆鉾があり、2010年(平成22年)3月11日に文部科学省文化庁文化財保護課文化審議会が「高原の神舞」(タカハルノカンメ)と共に「国の重要無形民俗文化財」に指定。
注)高千穂峡とは異なる。
「高原の神舞」とは、狭野神社の「狭野の神楽(サノノカグラ)」と霧島東神社の「祓川の神楽」(ハライガワノカグラ)。
丁度一年後に、「東日本大震災」「東京電力福島第一原発事故」が発生。
2010年(平成22年)7月27日に、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の撮影ロケが、高千穂峰の山頂にある「天逆鉾」で行われる。
丁度半年後の2011年(平成23年)1月27日に、霧島山系新燃岳が1822年(文政4年)以来の実に189年ぶりに爆発的マグマ噴火。
同年4月3日から5日に架けても、同山が爆発的噴火。
以降、2017年10月11日、2018年3月6日、2019年11月18日の噴火火山活動と続く。