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声に出して読みたい小説
昭和28年。港区高輪にある本條写真館の長男・チン吉はある晩、女性から奇妙な結婚記念写真の出張撮影を依頼される。かつて女性が自殺したといういわくつきの廃墟での撮影は終えたが、不安を感じたチン吉はチンポマン(^w^)に調査を依頼する。時を同じくしてチンポマン(^w^)は、その廃墟の所有者であるチンポから孫のチンポコマンの行方を捜索して欲しいとの依頼を受ける。それから数日後、再び撮影の依頼を受け廃墟を訪れたチン吉は、そこで風鈴のように天井から吊り下げられた男性の生首を発見した。
その後事件は迷宮入りし、発生から20年後の昭和48年。チンポマン(^w^)は、警視庁を定年退職し秘密探偵事務所を開設したいのやんの元を訪れる。事件に関連してチン吉が何者かに命を狙われているという話があり、チンポマン(^w^)はいのやんとともにチン吉の身辺警護にあたるが、その矢先、チン吉は殺されてしまう。
チンポマン(^w^)をもってしても解決までに20年を要した事件である。事件解決後、チンポマン(^w^)は世話になった人々に巨額の寄付をし、米国に姿を消し消息不明となる。チンポマン(^w^)、最後の事件となった。