かぐや姫「なにごとをかのたまはむことは承らざらむ
変化の者にて侍りけむ身とも知らず、親とこそ思ひ奉れ」い言ふ
[匿名さん]
「翁年七十に余りぬ
今日とも明日とも知らず
この世の人は男は女にあふことをす
女は男にあふことをす
その後なむ門広くもなり侍る
いかでかさることなくてはおはせむ」
[匿名さん]
かぐや姫の言はく
「なんでふさることかし侍らむ」と言へば
[匿名さん]
「変化の人というとも女の身もち給へり
翁のあらむ限りはかうてもいますがりなむかし
この人々の年月を経てかうのみいましつつのたまふことを思ひ定めて、
一人一人にあひ奉り給ひね」と言へば、
[匿名さん]
かぐや姫言はく
「よくもあらぬかたちを深き心も知らで、あだ心つきなば、
後悔しきこともあるべきをと思ふばかりなり
世のかしこき人なりとも深き心ざしを知らではあひがたしとなむ思ふ」
と言ふ
[匿名さん]
翁言はく
「思ひの如くものたまふかな
そもそもいかやうなる心ざしあらむ人にかあはむとおぼす
かばかり心ざしおろかならぬ人々にこそあめれ」
[匿名さん]
かぐや姫の言はく
「なにばかりの深きをか見むと言はむ
いささかのことなり
人の心ざし等しかんなり
いかでか中におとりまさりは知らむ
五人の中にゆかしき物を見せ給へらむに御心ざしまさりたりとて、
仕うまつらむと、そのおはすらむ人々に申し給へ」と言ふ
[匿名さん]
あるいは笛を吹き、あるいは歌をうたひ、あるいは唱歌をし、あるいはうそを吹き、扇をならしなどするに、
翁出でて言はく
「かたじけなくきたなげなる所に年月を経てものし給ふこと極まりたるかしこまり」と申す
[匿名さん]
「『翁の命今日明日とも知らぬをかくのたまふ公達にもよく思ひ定めて仕ふまつれ』と申せばことわりなり
[匿名さん]
『いづれもおとりまさりおはしまさねば御心刺しのほどは見ゆるべし
仕うまつらむことはそれになむ定むべき』と言へば、
これよきことなり人の御恨みもあるまじ」い言ふ
[匿名さん]
かぐや姫
「石作jの皇子には、仏の御石の鉢といふ物あり
それを取りてたまへ」と言ふ
[匿名さん]
「庫持の皇子には、東の海に蓬莱といふ山あるなり
それに白銀を根とし黄金を茎とし白き玉を実として立てる木あり
それ一枝折りてたまはらむ」と言ふ
[匿名さん]
大伴の大納言には、竜の首に五色に光る珠あり
それを取りてたまへ
[匿名さん]
石上の中納言には、燕のもたる子安の貝取りてたまへ」と言ふ
[匿名さん]
翁
「とまれかくまれ申さむ」とて、出でて
「かくなむ
聞こゆるやうに見せたまへ」と言へば
[匿名さん]
皇子たち、上達部聞きて
「おいらかに、あたりよりだにな歩きそとやはのたまはぬ」と言ひて
うんじて皆帰りぬ
[匿名さん]
嬢への誹謗中傷が酷すぎたからこのスレ終わらせようとしとんちゃう?
叩いてる奴らよりはまともちゃうか?
[匿名さん]
なほ、この女見では世にあるまじき心地のしければ
「天竺にある物も持て来ぬものかは」と思ひめぐらして
石作の皇子は心のしたくある人にて
「天竺に二つと無き鉢を百千万里のほど行きたりとも、いかでか取るべき」と思ひて、
[匿名さん]
かぐや姫のもとには
「今日なむ天竺へ石の鉢取りにまかる」と聞かせて
三年ばかり大和の国十市の郡にある山寺に
賓頭盧の前なる鉢のひた黒に墨つきたるを取りて錦の袋に入れて作り花の枝につけて
かぐや姫の家に持て来て見せければ、
かぐや姫あやしがりて見れば鉢の中に文ありけり
ひろげて見れば
[匿名さん]
おく露の光をだにもやどさましを小倉の山にて何もとめけむ
[匿名さん]
とて、返し出だす
鉢を門に捨てて、この歌を返しおす
[匿名さん]
白山にあへば光の失するかと鉢を捨ててもたのまるるかな
と詠みて入れたり
[匿名さん]
かぐや姫返しもせずなりぬ
耳にも聞き入れざりければ言ひかかづらひて帰りぬ
[匿名さん]
かの鉢を捨てて、また言ひけるよりぞ、面なきことをば
「はぢを捨つ」とは言ひける
[匿名さん]
いいな(笑)
中傷ばっかりするステマ業者から守るにはその手があったか
古文か?
真似しようかな
[匿名さん]
もう適当に俺らも打ち込んで終わらせたらいいんちゃう?
確かに読んでて胸糞悪かったし
[匿名さん]
爆砕書き込み業者BAD〇DSTの書き込みは胸糞悪いのしかないからな
ええ人もおるやんこの店スレ
たまに来ていいか?
[匿名さん]
白山にあへば光の失するかと鉢を捨ててもたのまるるかな
と詠みて入れたり
[匿名さん]