🏯 姫路市雑談

兵庫県姫路市で、車道を蛇行しながら走行する危険な自転車が目撃された。その悪質な運転を、ドライブレコーダーがとらえていた。

　ドライブレコーダーの映像は２０日、姫路市の県道で撮影された。交差点で信号待ちをしている車の右側を自転車が突然すり抜け、対向車線の車に接近しながら、交差点を右折していった。

　目撃した男性は「急に飛び出してきたので、想定していないところから出てきたし、車に近づいたり離れたり、蛇行していたので車が急によけようとしてハンドルを切って、歩行者の方にいくという二次災害も考えられるので、危ないと感じた」と話している。

　この自転車は、その後も危険な運転を続けた。片側二車線の道路を大きく蛇行しながら走行。対向車線の車との距離が近づいても、走り続ける。目撃者によると、こうした運転は、５分ほど続いたという。

　さらに２１日、同じ姫路市内で新たな目撃情報があった。前日の場所から約１ｋｍ離れた自動車専用道路でも、自転車で走行する姿が映っていた。

　姫路バイパスの路肩を走る１台の自転車。左手にバットのようなものを握り、側壁を叩いていた。目撃者によると、少なくとも１ｋｍ以上走り続けたという。

　通報を受け、警察が駆け付けたが、見つけることはできなかった。

　相次ぐ自転車の危険な運転。昨年、道路交通法の改正で作られた、いわゆる「あおり運転罪」は自転車にも適用され、埼玉県では、全国で初めて自転車の「あおり運転罪」に問われた男の裁判が始まっている。

　一歩間違えば、大惨事につながりかねない、危険な運転で、警察は、動画は把握していないが「悪質性があれば検挙もあり得る」と話している。