🥩 近江八幡市雑談

滋賀県警近江八幡署は１６日、いなり寿司を盗んだ疑いで逮捕した７４歳の女性について、誤認逮捕だったと発表しました。女性は３日間、身柄を拘束されました。

１３日午前、滋賀県近江八幡市にあるスーパーマーケットの店舗関係者から「万引きした女性が店内にいる」などと、警察に通報がありました。

万引きの疑いで逮捕されたのは市内に住む７４歳の女性で、警察が防犯カメラの映像を確認したところ、女性が食品売り場で商品を手にとったり、何かをかばんに入れる様子が映っていて、また、女性がレジで支払いをしていないにもかかわらず、カバンの中にいなり寿司１パック（約３００円）が入っていたことなどから、警察は女性を窃盗の疑いで現行犯逮捕し、その後、送検しました。

警察の調べに対し女性は、「やっていません」「知り合いの人に買ってもらった」と一貫して容疑を否認していました。

その後の捜査でいなり寿司を女性に手渡したという知人の男性が見つかり、また店の在庫数と販売数を照らし合わせたところ矛盾がなかったため警察は一転して、窃盗はなかったと判断。逮捕から３日後の１６日夜に女性を釈放し謝罪しました。女性の拘束時間は約８２時間に及んだということです。

近江八幡署の杉中高広副署長は「逮捕された方には心からおわび申し上げます。しかるべき調査をした上で、再発防止をはかってまいりたい」とコメントしています。

【日時】2024年04月17日 07:10
【ソース】ABCニュース