中京都構想は
>>960でも書いているように河村と大村で思惑が異なるからご破算になる可能性が高い。
「大阪都」反対多数も「影響ない」…中京都構想
大阪市での住民投票で「大阪都構想」が反対多数となったことを受け、愛知県と名古屋を合体させて強い大都市を目指す「中京都構想」を掲げている大村秀章知事と河村たかし市長はそろって、「影響はない」との考えを強調し、引き続き構想実現に向けて協議する意向を示した。
ただ、中京都構想を巡る両氏の考え方は隔たったままで、議論が進むかどうか、見通せない状況が続いている。
大村知事は18日の記者会見で、大阪都構想の賛否を問う住民投票について、「地域の行政の形を選択するのは画期的なこと」と評価した。河村市長は17日夜、記者団に対し、「橋下市長はよくがんばった」とたたえた。
中京都構想への影響について、大村知事は「(名古屋と大阪は)元々、進むべき方向が一緒ではない」とし、河村市長も「(大阪都と)中京都はちょっと違う」との認識を示した。ただ、中京都の枠組みについて、大村知事が「司令塔を一つにして、二重行政を解消する原点を踏まえながら議論していく」との考えを示したのに対し、河村市長は「市町村が基軸になっていく。名古屋市がでかくなって、県をのみ込み、独立する」との構想を示し、両氏の見解の違いが際立った。
中京都構想は、2011年2月の知事選・名古屋市長選で、両氏が「重複行政を排除し、世界と闘えるあいち・なごやづくり」を理念に共同公約に掲げた。翌12年2月に経済界代表者や識者を交えた「中京独立戦略本部会議」(12人)が設置され、5回にわたって議論されたが、枠組みは定まらず、会議は昨年3月、「一区切り」とされて以来、開かれていない。
ソース:読売新聞