中国の奥地を旅していた日本人が、とある村で「達磨(だるま)」という看板の掲げられた見世物小屋を見つける。
中に入ってみると、両手両足を切断された日本人が舞台の上で見世物にされていた。
「達磨」は、日本語で住所と名を名乗り助けを乞うが、店内の不気味な雰囲気に臆した旅行者は、そのまま逃げるように店を出て帰国する。
その後、旅行者が「達磨」の名乗った名前について調べてみると、確かにその人物が中国へ一人旅をしたまま行方不明となっていたというもの。
「舌を抜かれて話せない」、「目を潰され、旅行者がもらした『かわいそうに』という日本語に反応した」、など複数のパターンが存在する。
また家族が捜索願を出したところ、「○国の○○で見つけたが行かない方がよい」との連絡があり、その住所に家族が駆けつけたところ、そこは博物館で、「達磨人形」と題され、手足を切断された娘を発見した、というものや、さらには「麻薬中毒にされた挙句、膣を縫われたまま妊娠させられていた」と続く派生系も存在する。