🐕‍🦺 ペット総合

［原因］
　水流が強すぎる。
　水質がアルカリ性で高硬度になっている。
　魚の入れすぎ、エサのあげすぎなどで、過剰な老廃物が発生している。
　肥料の入れすぎ、または植わっている水草が少ない。
　換水をあまりしていない。
　フィルターの目詰まり、ろ過能力不足。
　ろ材や底床の汚れすぎ、古くなりすぎ。

「コケ対策.com」からのコピペです。知っていたらすみません。

［対策］
① 　ガラス面に付いたものは、スクレーパーや三角定規などでこすって除去。パイプなど器具類に付いたものは、漂白剤に漬け置きするのが効果的。
　アヌビアスなどの固い葉の水草ならば、水槽から取り出すか水位を下げて、コケの生えた部分に直接、木酢液の2倍水溶液またはADAのフィトンギットの2倍水溶液を筆で塗り、10秒ほど待ってから水槽に戻すか水を張り。水から出せないときは、スポイトでそれらの原液をコケに噴射。その後は、放っておけば自然に分解されるか、エビが食べてくれる。

② 　噛み合わせの良いピンセットや毛抜きで、コケの生えている付け根をつまんで、横にスライドさせるようにすると、うまく取れることもある。ある程度長くなるのを待ってからの方が、つまみやすい。

③　水草が動かないくらいに水流を弱めよう。シャワーパイプの穴を広げたり、出水をガラス面に向ける。ADAのリリィパイプのような先がラッパ状に広がった独特の形状だと水流が弱まる。

④ 　照明時間や光量を減らそう。水槽内の状況や光量にもよるが、8時間程度が妥当なところでしょうか。観賞上の都合で長時間点灯させたい場合は、点灯させる蛍光管を減らしたり、浮草を浮かべたり、ブラックウォーターを入れたりして、下に届く光量を減らす。
　ただし、必要以上に光量を減らすと、珪藻が発生したり、水草の調子が悪くなって養分の吸収も鈍るので、バランスが大切。　また、直射日光など水槽ライト以外の光が、水槽に入らないようにする。

⑤ 　今までよりも日常の換水頻度を多くする。一度にたくさん換水するよりも、こまめに換水した方が効果的。

⑥ 　底床の掃除をする。見た目はきれいでも、底床内部の汚れ過ぎや腐敗により、コケが発生することも多い。市販品の「プロホース」「そうじやさん」などを利用すると便利。

⑦　毎日規則的に適切な量のCO2を添加する。これは、光合成の促進のためで、水草を活性化させ、養分の吸収を促す。これにより、コケに回る養分を減らし、元気な葉にはコケが付着しづらくなる。また、二次的効果として水質が弱酸性になる。
　CO2はライト点灯時のみ添加し、消灯時は添加をやめ、エアレーションをするようにします。過度のCO2添加は生体を窒息死させるので、ADAのドロップチェッカーなどを利用して適切な量の添加をする。ただし、底砂が未処理の大磯砂の場合は、CO2の添加により、アルカリ成分が溶け出し、悪循環になるので注意。

⑧ 　フィルター内が汚れていると、ろ過能力が低下しコケが発生しやすくなる。また、吸込んだコケが吐き出される可能性もあるので掃除しよう。
　ウールマットなどの物理ろ材は、流水でじゃぶじゃぶ洗浄するか、新品と交換する。生物ろ材は、飼育水を使い軽くゆすぐ程度にとどめないと、ろ材に付いたろ過バクテリアがいなくなってしまう。

⑨ 　エビ類や貝類の大量投入（ヤマトヌマエビなら60cm水槽で30匹以上）が効果的。しかし葉の柔らかい水草を食べられないように投入期間や量に注意しよう。また、発生初期ならペンシルフィッシュの投入も効果があるらしい。

大磯砂や砂が水を弱アルカリ性にして黒髭コケを発生しやすくしているようです。
発生場所が流木や石の場合、園芸用製品の木酢液を直接黒髭コケに塗布してからものの30秒程度で枯らすことが可能です.真っ白く枯れた黒髭コケは、今まで見向きもしなかったエビ類が嘘のように途端に食べ始めて早期になくなってくれます。普通の有茎草などに付いてしまった場合にこの方法行うと逆に枯らしてしまいます。その場合は、諦めて黒髭コケ付いた葉っぱをトリミングで落としてしまって下さい。

最後にまとめると黒髭コケ発生を抑えるにはひとえに環境のバランスが重要です。
週1回の換水を前提として、魚、エビの糞や枯れ草などの有機分をきちんと分解してくれるようにろ過バクテリアが活きたろ過＋通水性のある底床環境＋有茎草など浄化能力の高い水草を多量に植えるなどしてろ過の効いた良好な環境を維持して下さい。