>>24
『聖徳太子のころから日本は中国を模倣した国だったことはご存じか』
→いいえ、間違いです。
日本は東アジアの国々の中で、最もシナの真似をしませんでした。
①科挙を導入しなかった
②宦官を導入しなかった
③易姓革命を正当化する論理を導入しなかった
④既に儒教や仏教が日本に入ってきていたが、あくまでも日本古来の価値観を最上位に位置づけた
ちなみに近代以前まで、朝鮮半島の人々は
「日本は中国と同じようにしていない。だから野蛮人だ」
…このように嘲っていました。
彼らにとっては世界の中心である中華を師として仰ぎ、その通りにするのが文明的であり、それから外れた制度や文化は野蛮であるという発想だったわけです。
聖徳太子の時代以降もそうです。
朝鮮半島の方々の自慢のハングル文字も、15世紀に世宗大王がこれを考案したとき、朝鮮の文官たちは反対しています。
「日本には彼らの文字があるというが、それは日本人が野蛮だからである」
…これが彼らの理屈でした。
また唐の長安などの都を参考にして作られたとされる平城京や平安京ですが、これも日本とは違います。
まずシナの都…都市は城郭のように頑丈な壁で仕切られています。もちろん防衛の為です。
対して平城京にも平安京にもそのような構造はありませんでした。
それでは不安だろうと思いますが、大丈夫です。
都がある国を「山城国」と名づければ、平安貴族達はもう安心です。これで〝城〟が出来たのです(笑)
このような名づけや発する言葉で、それが実現すると言うのが日本の言霊です。
バカみたいに見えますが、現在の日本人も当時の平安貴族を笑えません。
この言霊思想は現在の憲法9条絶対勢力にも受け継がれているのですから。