🏟 オリンピック

ブラジルへ向け出発した木村。右手小指にはテープが巻かれていた

　リオ五輪に出場するバレーボール女子日本代表が２２日、羽田空港から直前合宿地のブラジル・サンパウロへ旅立った。開幕まで２週間ほどだが、エースの木村沙織主将（２９）の負傷した右手小指が回復していないことが判明した。

　木村はけがの具合に関し、「今は自分のできることをやりたい。チームや周りの皆さんの方が心配していると思う」と“サオリン・スマイル”をのぞかせた。テーピングが施されている右手小指は５月１７日の五輪最終予選の韓国戦で負傷。その後の予選４試合に出場し、６月のワールドＧＰは欠場した。五輪初戦は８月６日（韓国戦）。本格的な練習はできておらず、真鍋政義監督（５２）は「木村の指が間に合うかどうか。今まで大きな故障をしたことない選手なので…当然、不安材料です」と語り、起用は微妙な状況だ。