🏃🏿‍♀️ スポーツ総合

いらっしゃい(^-^)

●トレーニングの基本●
スポーツにおけるトレーニングとは、体を鍛える事です。

適切な運動負荷と方法で運動を繰り返す事により、ある運動で動員される筋線維数が増加(使われない筋線維が減少)し、筋断面積が増加、酸素摂取能力が向上してその結果、スポーツパフォーマンスの向上や、スポーツ傷害の予防効果等が期待出来る様になります。

トレーニング(体力トレーニング)は、筋力の向上を目的とするレジスタンストレーニングと、持久力(スタミナ)の向上を目指す持久力トレーニングに大別出来ます。

まずレジスタンストレーニングから説明します。

●レジスタンストレーニングとは●

筋力トレーニングと呼ばれるモノで、トレーニングマシン・バーベル・ダンベル・アレイ等の重り、自分の体重等で負荷をかけて運動を反復し、筋を鍛えるトレーニングです。

レジスタンストレーニングでは、筋力・筋パワー・筋持久力等の向上や、筋の肥大が期待出来ます。
トレーニングする人の筋力やトレーニングの目的に応じて、適切な重量と反復回数を設定する必要があり、負荷が大き過ぎると筋や関節等の故障に繋がります。

●トレーニングの原理と原則●
トレーニングは闇雲に行っても効果が無いばかりか、怪我や障害を引き起こす危険性もあります。

トレーニングを安全かつ効果的に続ける為には、以下に挙げる原理と原則に則ったプログラムにする事が大切です。

●トレーニングの三大原理●

○過負荷の原理○

トレーニングの負荷は、日常生活の負荷レベルを超えなければなりません。

○特異性の原理○

ある体力要素を鍛えるには、それに合ったトレーニングをする事が大切です。
筋力向上の為にウォーキングをしても効果は見込めません。

○可逆性の原理○
トレーニングで体力が向上しても、トレーニングを止めれば元に戻ってしまいます。

●トレーニングの五大原則●

○全面性の原則○
全ての体力要素が偏らない様に、満遍なく鍛えましょう。
マラソン選手にも筋力トレーニングは必要です。
上半身だけ下半身だけや、右半身だけ左半身だけ、体の全面だけ、体の後面だけ等の偏ったトレーニングもいけません。

○反復性の原則○
１回だけトレーニングをしても目に見えた効果はありません。高いトレーニング効果を期待するには適切なトレーニングを継続する事が大切です。

○個別性の原則○
体力や身体特性等には各自個人差があり、取り組む種目や目標も個々に違うので、それに合ったトレーニングをする事が大切です。

○意識性の原則○
トレーニングの目的や目標を自ら理解して取り組みましょう。強制されてトレーニングを行っても期待する程の効果は上がりません。

○漸進性の原則○
トレーニングの負荷は徐々に上げていきましょう。また、急激に負荷を上げないように注意しましょう。
早く成果を上げたい気持ちはわかりますが、急激な負荷は怪我や故障に繋がる危険性が高まります。

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