ラグビー日本、無観客試合になる? W杯組織委が会見へ
2019年10月10日10時27分
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写真・図版練習する(奥左から)田村、坂手、トンプソン、リーチ=西畑志朗撮影
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ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の試合開催に台風19号が影響を与える可能性が高まり、主催する国際統括機関「ワールドラグビー」(WR)と大会組織委員会は12、13日に開催予定の7試合の一部について、代替会場での無観客試合を検討している。10日に記者会見を開き、対応を発表する。
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13日の日本—スコットランド(横浜)など7試合は各チームの1次リーグ最終戦。複数の関係者によると、その中で台風が直撃する可能性のある12日のニュージーランド—イタリア(愛知・豊田)、イングランド—フランス(横浜)などについて会場変更が検討されている。
WRなどは安全な運営を最優先とした上で、できるだけ試合を中止しない方向で検討してきた。代替会場には準々決勝の舞台となる大分スポーツ公園総合競技場が候補に挙がっている。
ただ、準備期間が極端に短く、チームの移動や宿泊、警備など課題は多い。WRと組織委は台風などの事態に備えて保険に加入しており、保険会社の協力を得てチケットの払い戻しなどを進める方向。
試合中止の場合、規定で引き分けとなり両チームに勝ち点2が与えられる。12日にはアイルランド—サモア(福岡)、13日にはナミビア—カナダ(岩手・釜石)、米国—トンガ(大阪)、ウェールズ—ウルグアイ(熊本)も予定されている。