>>963
20年前のプロ野球と近代野球を一緒に語るとは呆れはてて議論すらならない。
野村がいた時代のプロ野球は右投右打の選手が多く、左打者は本塁打を打てる長距離打者か、足を使える1、2番に限定されていた。つまり近代野球の糸井や青木、ソフトの柳田のような三拍子揃う右打左打好打者が極めて少ない時代。だから肩が弱い野村や黒田のような捕手でも通用した。何故なら盗塁する選手が限定されるわけだからね。
またその時代は松沼兄のようなモーション大きいアンダースローの全盛時代だったわけだ。今の時代野村のような捕手は走られ放題。通用しない。
現に今12球団の先発でアンダースローは牧田1人である。
その牧田もモーションは極めて小さくセット時はクイックで投げる。後は全てリリーフのサイド投手。
野村が捕手をしていた時代晩年までは、
山田久志、柳田豊、仁科、杉浦、小林繁、松沼兄、三沢、秋山、江本、工藤、足立、渡辺など、実にそうそうたる顔ぶれのアンダースロー、サイドスローの先発がいる。
彼らが成功しているのは右投右打ちの強打者全盛期だったからである。
むしろ近代野球は右投右打の打者が極めて少なくなっている。何故なら、少年野球から打者は左が有利と左打ちにさせられるからだ。