夫婦関係に不満、不満はないが遊びたい……そんな浮気心を誘う「既婚者専用SNS」が増えている。既婚者同士なら安心、と軽い気持ちで登録すると大きな代償を払うことになるという――。
■性癖面での願望をあからさまに書く人たち
既婚者向けの合コンやマッチングアプリが増えています。「既婚者クラブ」(運営会社:リンクス)、「カドル」(運営会社:ThirdPlace)、「ヒールメイト」(運営会社:レゾンデートル)といったサービスが数十万人の利用者を集めていると発表しています。
既婚者ならではの気持ちや悩みを共有したり、家庭以外のコミュニケーションの場を探したりするツールという建前で、いずれも「不倫は推奨しない」としていますが、その実は、安心安全な浮気・不倫をするためのマッチングアプリです。
浮気や不倫をする際、片方が独身だと、離婚や結婚を迫られたり、家族にばらされたりするリスクを伴います。
一方、既婚者同士であれば、後ろめたさと秘密の厳守はお互いさまなので、リスクが激減します。また、家庭はうまくいっているけれど、ときめきがほしかったりセックスレスを解消したりする目的の場合も、既婚者同士のほうが好都合です。
出会いから別れまで素性を知らせないままでいられる点で、周囲にばれる確率は低くなります。こうして利用者の多くが、家庭を維持しながらセカンドパートナーとも楽しんでいるわけです。配偶者にとっては、たまったものではありません。
アプリの仕組みは、家族にばれないようにするために、さまざまな工夫がほどこされています。
まず、既婚者マッチングアプリは「アプリ」といいながら、…
【日時】2025年05月08日(木) 16:17
【ソース】プレジデントオンライン