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　9月27日放送のラジオ番組『関西ジャニーズJr. Aぇ! groupのMBSヤングタウン』（MBSラジオ）に、関西ジャニーズJr.のAぇ! group・末澤誠也と福本大晴が登場。先日、エンターテインメントの勉強のためアメリカへ渡ったという末澤が、空港で体験したまさかのハプニングを告白した。

　この日の番組前半、「最近僕、アメリカに行ってまして」と切り出した末澤。「勉強にね、ライブとかショーを見に」行ったとのことで、1週間ほどアメリカに滞在し、シアトルとラスベガスを巡ったとか。

　本人いわく、物心がついてから初めての海外旅行だったそうで、「ちょっとドキドキあるやん」「入国審査があるわけ、アメリカ入る時。バチバチに引っかかってん！」と切り出した。

　大抵の場合、入国審査官から聞かれるいくつかの質問に返答すれば通過できるはずだが、末澤の場合は質問が多かったため、英語で「頑張って答えた」とのこと。しかし、「携帯（電話を）出して」と言われ、「ジップロックに携帯とパスポート入れられて。別室に連れて行かれて、40分ぐらい。質問攻め」されたという。

　福本が「どういうことを聞かれるんですか？」と尋ねると、末澤は「『日本でどんな、何の仕事してんの？』とか。『シアトルに来て何するの？』とか、『ラスベガス行って何するの？』とか。で、『お金いくら持ってきてる？』とか」と返答。「むちゃくちゃ細かく聞かれた」という。

　末澤自身、なぜ審査官に止められたのか心当たりはないらしく、「なんか怪しまれたんやろな」とボソリ。福本が「なんか（アクセサリーなどを）ジャラジャラ着けてったんや～」と推測するも、服装などに問題はなかったようだ。

Aぇ! group・末澤誠也を救った、海外アーティストとは？

　するとここで、番組スタッフの笑い声が入り、末澤は「『態度が悪かったんちゃうか!?』って言ってます」と、スタッフからのツッコミをリスナーに説明。そして、「どんだけ丁寧に笑顔で答えてたか！」と反論した。

　「そこだけは引っかかりたくなかったからさ。やっぱ怖いやん、入国審査。だってさ、帰される可能性あるからさ、日本に。（アメリカに）入られへん可能性あるやん。そこは絶対、通過せなと思ったから」と笑顔で対応した理由を説明。

　入国の目的について質問され、「Sightseeing！」（観光）と答えたことや、「『どれぐらいいるの？』とか（聞かれて）『1week』とかってめっちゃ笑顔で答えてたのに。まさか別室連れて行かれると思わへんやん」と、本人はあくまで愛想よく振る舞っていたとのこと。

　この体験を聞き、福本は「こっわ！」と戦慄。末澤はその後の展開について、

「結局、『誰のライブ見るの？』とか言って。俺が『ビヨンセ』とか言ってたら、『おー、ビヨンセ！』みたいな。ビヨンセにスゴいテンションが上がって。向こうの人たちが」「（ライブを見る）アーティストの名前出していったら、『ああ、OK。OK』みたいになって、大丈夫やってんけど」「でも40分ぐらい、ホンマに（別室に）おったから。携帯も（預けていたため）何もできへん」

　と明かしつつ、「ビヨンセに感謝やな」と窮地から救ってくれたことにお礼の言葉も。福本が「だって『ビヨンセ』って言ってなかったら……」と想像すると、「（入国は）無理やったかもしれへんわな。もしかしたらな。めちゃくちゃ焦りましたけど」（末澤）と、冷静に述べていたのだった。

　当人にとっては不運な出来事だったが、最終的に福本は「めっちゃおもろいやん！」と興奮。SNS上のリスナーも「末澤くんが入国審査に引っかかったおもしろすぎた」「別室に連れて行かれて40分くらい質問攻めはビビる（笑）」「入国審査で引っかかった誠也に対して、『態度が悪かったんちゃうか!?』って言うスタッフが好き」と盛り上がっていた。

　こうして現地で肝を冷やす場面もあったが、末澤はなんとか無事にライブやショーを観劇できたそう。かなり刺激を受けたようで、「Aぇ! 全員、見てほしかった」とも語っていた。今後の活動では、アメリカで学んだ知識を生かしていってほしいものだ。