12月28日に発売された「BUBKA2月号」で、編集部の独断と偏見で著名人にインタビューを行う年末恒例企画『輝け!BUBKAアワード2023-2024』を開催。今回、中溝康隆(プロ野球死亡遊戯)が登場している。
空気なんか読んでいたら盟主巨人の復活なし
38年ぶりの日本一! 大阪ではいまだ、阪神タイガースというより、岡田彰布フィーバーが続いている。
15年ぶりに阪神監督に復帰すると、優勝を「アレ」と表現する謎の宣言をしたが、終わってみれば新語・流行語大賞の年間大賞に「アレ(A .R .E .)」が選出される大団円だ。色々あったけど、アレしてホンマにアレしちゃった「岡田監督のズンドコA .R .E .ベスト5」を発表!
第5位は、交流戦明けのDeNA戦前「時間が長いよな。イベントの。待ってる時間長いで。ほんま。あれで拍子抜けするよな。野球に関係ないイベントばっかりやってるやろ」なんてシュート発言。イニング間のショーに力を入れる現代プロ野球に突っ込むも、そのアレの直後から4連敗を喫して、「(遠征に)来るときのイベントの記事からおかしくなったわ」って見事な伏線回収。スリリングな岡田語録は、明るく楽しい令和のプロ野球で、昭和の不穏な空気を放つレアなアレであった。
第4位は11月21日付の東スポ「(東プリの)部屋のドアをドンドンドンドンたたくヤツがおったんや。何やと思ってレンズをのぞいたら、パンツ1枚はいたシークやった(笑)」というヒールレスラー、ザ・シークとの思い出話。実は若手時代の岡田監督はリック・フレアーの大ファンで、駅で遭遇すると「ウヒョー! サインもらおかな。オレ、あの人のファンなんですわ」なんて大ハシャギする意外なアレ顔もあった。