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　STARTO ENTERTAINMENT（旧ジャニーズ事務所）所属のジュニア内ユニット・HiHi Jetsがパーソナリティを務めるラジオ番組『HiHi Jets のラジオだじぇっつ！』（JFN系）。1月19日放送回は井上瑞稀と橋本涼が登場し、井上がファンへ“異例の呼びかけ”をする一幕があった。

　この日のオープニングトークで、「俺、『前髪作って』ってめっちゃ言われてんの」「でも作らない」と、切り出した井上。現在、黒髪のセンター分けスタイルで、前髪は目の下まで伸びている状態だが、SNSなどでファンの要望を目にしたのだろう。

　橋本が「今の髪形にしようと思って育ててた（伸ばしていた）の？」と質問すると、「そう。3年前からずっとやりたくて。やりたいけど、ありがたいことに『こうしてください』っていうオーダーが入ったりするから、今（やりたい髪形）ができてるとき！」と説明。仕事の都合もあって、3年越しに希望のヘアスタイルになれたという井上の喜びようを受け、橋本は「この決意は固いよ」と、井上が“前髪を作る気はない”とリスナーに伝えていた。

　その上で井上は、「写真だと、前髪ないとなかなかビックリしちゃう瞬間あるから。生で見た時にどうかっていうのは、ちょっと見てほしいよね。ぜひぜひ」とファンにメッセージ。HiHi Jetsは東京・帝国劇場で上演中の舞台『Act ONE』（1月1日～27日）に出演中のため、見に来る観客に向けてコメントしたのだろう。

　続けて、「まあ、だからみんな叩かないでほしい（笑）。頼むから、みんな叩かないでほしいんだけど」とお願いしつつ、「『（前髪を）作れ』って意見は届いてる。それはそうだと思ってる！」と理解もしているそう。それでも、「みんなの100％の答え（に応じるの）はやっぱ難しい。『これ（今のヘアスタイル）がいい』って言ってる人もやっぱいるし」と説明し、橋本も「そうだよ。『金髪がいい』って人もいれば『黒髪がいい』って人もいるし」と、井上の言葉に同調。「自分がしたい髪形でいいと思うよ。ホントに」と、肩を持っていた。

　こうした井上の発言を受け、ネット上では番組のリスナーから「本人の口から『叩かないで』と言うなんてなかなかない。瑞稀くん、相当気にしてるね」という指摘や、「前髪アリ派だったけど、実際に帝劇で見たらめちゃくちゃカッコよかった！」などと肯定派の意見が寄せられたほか、中には「3年前からやりたかった髪形なら文句言えない……。瑞稀くん、『前髪作って』って言ってごめんなさい」と反省する人も。「周りの声は関係なく、瑞稀くんのしたい髪形を好きなようにしてほしい」と、好意的な声が寄せられている。

HiHi Jets・井上瑞稀、ヘアスタイルの“モデル”明かす

　そんな中、翌20日放送のラジオ『らじらー！サタデー』（NHKラジオ第1）午後10時台には、美 少年・那須雄登と共に井上が出演し、ヘアスタイルの“モデル”になっている存在を明かした。そのきっかけは、前週担当の7 MEN 侍・菅田琳寧と中村嶺亜が、2人に「お互いが知っている相手の恥ずかしいエピソードをひとつずつ暴露する」という指令を命じたこと。

　中村は「俺ね、瑞稀の一個、暴露していい？」と前置きしつつ、井上の現在の髪形は美 少年・岩崎大昇を「パクってる」と指摘。スタジオで音声を聞いていた井上は、すかさず「ウソやんけ！」とツッコんだ。

　そんな井上の反応はつゆ知らず、中村は、岩崎と井上と同じ美容室に通っていることを説明した上で、担当美容師から聞いた話として、「瑞稀が大昇の写真を見せて、『これにしてください』って言ったらしいよ。でも、瑞稀は『いや、違う』って言い張ってるんだよ」と暴露。続けて、「でも、こないだマネジャーさんが『大昇くーん』って、間違えて瑞稀のこと、大昇って呼んでた」というエピソードを披露した。

　スタジオに笑い声が響く中、井上は「おい、やめてくれよぉ……」「もうウソです！　ウソだから！　マジでやめてくれるかな」とタジタジに。そしてあらためて、「僕は漫画のキャラクターにあこがれて、この髪形を目指してたんですよ。『東京卍リベンジャーズ』（講談社）のマイキー。“闇堕ちマイキー”っていうのにすごいあこがれてて」と、真相を告白したのだった。

　なお井上いわく、「お前は俺のマネをしている」と岩崎に直接言われたそうだが、実際には岩崎のほうが襟足は少し長かったとか。ところが、『Act ONE』の休演日明けには襟足が短くカットされていたため、それを指摘すると「これは真似じゃない！」と反論してきたといい、「今、揉めてる最中」と、岩崎との小競り合いの様子を明かしたのだった。

　同作は27日に幕を閉じるが、「千秋楽までに（岩崎と）決着をつけたいなと思ってる」とのこと。少なくとも、井上が1月中にイメージチェンジをする可能性は低そうだが、今後も自分の理想とファンのリクエストにうまく折り合いをつけながら、さまざまなスタイルを見せていってほしいものだ。