🎤 芸能ニュース

　女優・二階堂ふみが主演し、韓国人俳優のチェ・ジョンヒョプが相手役を務めている1月期ドラマ『Eye Love You』（TBS系、毎週火曜午後10時台）。視聴率は5～6％台を行き来しているが、動画配信サービスではランキング上位に食い込んでおり、ネット上には好意的な感想も相次いでいるようだ。

目次

・『Eye Love You』、全話平均視聴率が前作超え
・TVerではお気に入り登録数が100万を突破
・NetflixでTBS地上波連ドラ史上初の1位に

二階堂ふみ主演『Eye Love You』、現状キープで全話平均視聴率が『マイ・セカンド・アオハル』超え

　『Eye Love You』は、相手の“心の声が聞こえる”という特殊能力を持つヒロイン・本宮侑里（二階堂）と、年下の韓国人留学生ユン・テオ（チェ・ジョンヒョプ）の恋愛模様を描いたファンタジック・ラブストーリー。三浦希紗氏、山下すばる氏によるオリジナル脚本で、メイン2人のほかに中川大志、山下美月（乃木坂46）、杉本哲太、清水尋也らが出演している。

　1月23日放送の初回は平均世帯視聴率5.5％（ビデオリサーチ調べ、関東地区／以下同）と振るわず、「火曜ドラマ」枠の歴代最低初回視聴率を更新したが……。

「以降は6％台を推移し、最新の第5話（2月20日放送）では5.9％に微減。ここまでの平均は約6％（5.98％）となっています。とはいえ、同枠で前クールに放送された広瀬アリスが主演を務め、なにわ男子・道枝駿佑が相手役を演じた『マイ・セカンド・アオハル』の全話平均は5.1％でした。『Eye Love You』がこのまま今の勢いをキープできれば、『マイ・セカンド・アオハル』の記録を超えられるでしょう」（芸能ライター）

『Eye Love You』、テレビ版と配信版で「2倍楽しめる」？　TVerお気に入り登録数が100万突破

　なお、作中、留学生のテオは日本語での会話シーンも多いが、心の中でのつぶやきは基本的に韓国語で発している。そのため、他人の心の声が聞こえる“テレパス”の主人公・侑里は言葉の意味が理解できず、戸惑う場面が多々ある。

　一方、TVerやU-NEXTなどの動画配信サービス版では、テレビ版に加えて、「テオの“心の声”字幕付きSPバージョン」も配信中だ。

　ネット上では韓国語に馴染みのない視聴者から、「動画配信サービスだと心の声の字幕あり・なしが両方あるから2倍楽しめる」「テオの心の声の意味もわかって見やすい」「配信サービスの字幕付きで意味を把握してから、もう一度本編を再生するともっと面白く見れる」などと好意的な声が多く上がっている。

「また、テレビ放送後、X（旧Twitter）には毎回のように『テオくんかわいい』として、ドラマの切り抜き動画がアップされ、中にはすでにドラマ終了後の“テオくんロス”を心配している人も。ちなみに、TVerのお気に入り登録数は2月上旬時点で97万台でしたが、5話終了翌日の21日午後10時時点（以下同）で109.4万にまで伸びていますし、回を重ねるごとに、同作にハマる視聴者が増えているということでしょう。なお、5話は同日同時刻のドラマランキングでも、1位を獲得していました」（前出・同）

『Eye Love You』第1話、NetflixでTBS地上波連ドラ史上初の1位に

　さらに、TBS公式サイト内の「TBS Topics」ページが発表した情報によれば、第1話はNetflixにおいて、TBS地上波連続ドラマ史上初となる初回放送後の「今日のシリーズTOP10」（日本）で1位を記録。「Netflix週間TOP10」（1月22～28日、日本）でも1位に輝いていたという。

　また、同作は1月30日より韓国でもNetflixでの配信が始まり、第1話は「今日のシリーズTOP10」で4位に（2月1日時点）。さらに、「今日のシリーズTOP10」で3位入り（同8日時点）を果たすなど、高い注目を集めているようだ。

　5話では侑里とテオの思いにすれ違いが生じるなど、ますます目が離せない展開に差し掛かった『Eye Love You』。最終話に向けて、視聴率はどのように推移していくだろうか？