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2023年にBS11で放送された「FOR JAPAN」が、4月より毎週金曜21時30分より、ABEMA SPECIALチャンネルにて配信されることが決定。配信に先駆け、番組MCを務める古舘伊知郎と平井理央が制作発表会見に出席。それぞれ番組の見どころを語った。

同番組には、実際に現場に立ち、結果を出している経営者たちが登場。日本の問題点を語り合い、具体的な改善策も提示してもらうほか、自分たちの会社ではどのような経営をしているのかも語っていく。日本の未来への提言を、実力派経営者たちから行っていく。

今回番組MCに就任した古舘は「先月1回目の収録をした時に、平井さんとやり始めて『あぁ、面白い番組だな』と思ったんですね。今回が2回目なんですけど、また楽しくなっちゃって。僕と年齢の近い社長さんもいますけど、30代とか若い社長さんたちが、男性も女性も含めて非常にやる気があるし、僕みたいな年齢の人間にも教育をしてくれるような・ためになるような話をしてくれるんです、サラリとカジュアルに。そういうのがすごく刺激になるし、この番組面白いなと思いました。あと平井さんの仕切りがうまいので、私を泳がすんです。泳がせておいてピシャっと切ったりするんです」と、独特の表現で隣にいた平井のMCぶりをたたえた。

平井は「私はカンペに従って番組を進行しているだけです！」としながらも、仕切りのうまさということに関しては笑顔を見せた。

そんな平井は、古舘とは意外にも今回が初共演という。平井は「伝説のアナウンサーで(『死んでるのか！』と古舘からツッコミも)、古舘さんのアシスタントをやらせていただくということを聞いた時は、すごく緊張が一番ありました。うまく古舘さんをアシストできるのか、仕事ではご一緒したことはないんですけど、実は私の父方のおじが、古舘さんと小学校の同級生で(『6年間一緒で大の仲良し』と古舘から補足)、最初から和ませていただきました。リラックスして収録に臨むことができました。本当に優しい！ 厳しいイメージとかを持たれる方も中にはいらっしゃるのかなと思うんですけど、優しくていろいろな方を和ませたり、場の空気を円滑にされることをすごく心掛けていらっしゃっていました」と、意外なつながりを告白し、感謝した。

これまで長きにわたってアナウンサーとして司会者として、第一線で活躍してきた古舘。「これまでで一番印象的だった経営者は？」との質問に古舘は「経営者に絞っていうと、亡くなられた稲盛和夫さん。『報道ステーション』の時に…『生き方』というベストセラーがありまして、ものすごく共鳴しまして、いつかインタビューしたいと。『報道ステーション』を辞めるとなった時に、もう辞めるんだから稲森さん会ってくれとオファーしたら、『京都までお見えになるなら』ということで、ロングインタビューをして、それが一番印象に残っているかな」と懐かしそうに振り返っていた。