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2024/04/19 14:58
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HIV「もうタブーではない」ミュージカルRENTきょうから上演
 首都圏マカティ市のRCBCプラザで19日、ピュリツァー賞やトニー賞などに輝いたロック・ミュージカルの金字塔として世界中で愛される「RENT」の公演が幕を開ける。マカティ市のミラー・シアター・スタジオで10日に開かれたメディア座談会では、キャスト陣と監督が公演に向けて込めた思いなどを語った。
 RENTはジョナサン・ラーソンが手掛けたミュージカルで、1980年代末の米ニューヨーク・イーストビレッジの片隅を舞台に、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)・エイズ(後天性免疫不全症候群)やLGBTQ、薬物依存症、貧困など様々な問題に直面しながら、友情や愛をうたい夢を追う若者たちを描く物語。当時の社会情勢が色濃い内容だが、ロビー・ゲバラ監督を含めキャスト陣の多くが「当時タブーとされたこれらの問題は現代の比にもあり、そしてもうタブーではない」ことを強調。「社会で実際に起きていることを知らないまま生きている人も多い。決して簡単なトピックではないが、議論し続ける必要がありオープンに話せるということをエンターテイメントの力を借りて示したい」との思いを語った。
 長きにわたり世界各地で上演されてきたRENTだが、同監督は本公演でこだわった点として「HIVや性的少数者の問題をただ背景素材の一部としてだけではなく、現代社会を生きる観客に対し、実際にその問題が存在することをより具体的に前面に押し出している」と説明。「歌詞やセリフは変更していないが、現代のフィリピンというフレームワークで再翻訳、再解釈し直した」と話した。
 企画・公演を行う9ワークス・シアトリカル創設者で制作総指揮者のサンティ・サンタマリアさんは、「ラーソンが生きた、当時の治安の悪いNYが時代背景だが、コロナ禍や世界情勢から犯罪がまた増えている現代に通ずる部分は大きく、今こそRENTをまた上演するタイミングだと確信している」と強調。また、比における演劇については「コロナ禍を経て、観客の年齢層が確実に若者に広がった」という。
 RENTの作詞作曲、脚本すべてを7年かけて1人で作り上げたジョナサン・ラーソン本人は、オフブロードウェイ開幕目前となったプレビュー公演初日の早朝、35歳で急逝。完成した舞台を目にすることなくその生涯を閉じ、初演が追悼公演になった。内容には、実際にイーストビレッジで創作活動をしながら家賃(レント)の工面に苦労したことやHIVで友人を亡くしたことなど、ラーソンの実体験が数多く盛り込まれている。

 ▽必要なのは「生きること」
 
 HIV陽性で薬物依存症の女性ストリッパー「ミミ」を演じるテア・アストリーさんは、物語が終わった後のミミの人生について「生きて更生したと信じている。彼女を決して見捨てないコミュニティがあるから」と微笑んだ。一方で、「比社会が薬物依存症を犯罪ではなく病気と捉えることができれば、これまでにいくつの命が救えたのか。当局による殺害や投獄の恐怖がある中で医療機関や友人、家族に助けを求めることもできない」とドゥテルテ前政権から活発化し現マルコス政権下でも続く麻薬戦争の超法規的殺人に一石を投じた。「薬物依存からの更生に必要なことは、ただひとつ、生きていること」と涙をにじませて訴えた。
 HIV陽性で同性愛者の「エンジェル」を演じるエイドリアン・リンダヤグさんは、自身もHIV陽性で同性愛者であることを公表している。かつて死の宣告とされたHIVも、今は治療ができる。「ミュージカルというプラットフォームを持てることはある意味で特権。特にHIVはまだまだ偏見がある中で、病気を脇に押しやって恐れるのではなく、適切な治療を受けながら普通の生活を送れること、誰でも予防方法にアクセスできること、そして生きてさえいれば夢を実現できることを前面に出して広めていきたい」と話した。
 ほかのキャストも、役作りのため実際にHIV検査を受け「待合室の独特の雰囲気や結果が出るまでの緊張は必要な体験だった」と共有した。
 9ワークス・シアトリカルはRENTの上演にあたり、HIV啓蒙活動などを行う団体とパートナーを組み、キャストはHIVや薬物依存症についてのセミナーを受講。また、SNSではチケットやキャストの情報に加え、HIVの検査や症状、誰でもアクセスできる保健機関や無料サービスについての情報も掲載している。
 本公演は4月19日~6月初旬まで。チケットは9 Works TheatricalのSNSまたはチケットサイトTicket2Meから。(深田莉映)

(上)RENTの代表曲“Seasons of Love”を披露するキャスト陣。(下左)HIV陽性判定を受けた自身の経験を語るエンジェル役のエイドリアン・リンダヤグさん。(下右)メディア座談会で思いを語るミミ役のテア・アストリーさん=10日、マカティ市のミラー・シアター・スタジオで深田莉映撮影

【日時】2024年04月19日(金) 00:00
【提供】まにら新聞


#12024/04/19 04:41
へぇー

[匿名さん]

#22024/04/19 04:42
俺一番乗り

HAhaha

[匿名さん]

#32024/04/19 04:44
フィリピンの話とかどうでもいいんだけど

[匿名さん]

#42024/04/19 14:58最新レス
恐ろしい

[匿名さん]


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