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タイ警察は2025年5月9日未明、バンコクのチョクチャイ警察署の捜査チームが違法薬物の所持および販売の容疑で男女4人を逮捕し、「ドラえもん型」のエクスタシー（MDMA）を含む大量の違法薬物を押収したと発表しました。逮捕は、ワントーンラーン区のリゾート施設およびラマ9通り沿いのコンドミニアムで行われました。

警察によると、押収された違法薬物・関連物品には以下のものが含まれます：

・メタンフェタミン（アイス）：161.18g
・ケタミン：68.16g
・エクスタシー（MDMA）：211錠（うち複数がドラえもん型）
・合成薬物「ファイブファイブ」：50錠
・茶色の結晶型MDMA：10.77g（6袋）
・「ハッピーワーター」：7袋（計96.28g）
・電子タバコ用カートリッジ：13個
・薬物使用器具多数、顧客リスト帳など

これらの薬物は電子タバコに混入されたり、アニメキャラクターの形やカラフルな見た目で「菓子風」に偽装されたりしており、若者を中心にバンコク市内のナイトクラブなどで密かに販売されていたとみられています。

警察は、逮捕された4人全員からメタンフェタミンの陽性反応を確認しており、男1人に対してはメタンフェタミン（アイス）の販売容疑、4人全員には違法薬物の所持・販売、電子タバコの不法所持、薬物使用などの複数の容疑がかけられています。

現在、チョクチャイ警察署が引き続き捜査を行っています。