タイ人女に、はめタイな〜 はい、タイほー
2025年5月29日、タイ当局はバンコクのスワンナプーム空港で、バーレーンから送還されたタイ人の女(57歳)を人身売買の容疑で逮捕しました。女は過去にタイ人女性をバーレーンへ連れて行き、売春を強制していた疑いが持たれています。
発表によりますと、容疑者は2016年から2017年にかけて、複数のタイ人女性に対し「正規の仕事がある」と偽り、バーレーンの首都マナーマへ送り出していました。しかし現地に到着すると、パスポートを取り上げ、逃げられないようにしたうえで、売春行為を強要していたとされています。
被害者たちは「命令に従わなければ暴力を振るわれた」「家族との連絡を断たれた」などと証言しており、1日に複数の客に対応させられたこともあったといいます。得られた収入はすべて組織側に取り上げられていたとのことです。
この女は、同様の手口を用いた組織の一員とみられており、タイ国内での仲介役、国外への送出役、現地での管理者など、複数の人物が関与するネットワークの存在が指摘されています。
今回の送還は、タイの検察庁や警察、バーレーン当局、インターポールなど関係機関の連携により実現しました。容疑者はGULF AIRのフライトGF152便でマナーマから到着し、空港で身柄を確保されました。
容疑者には「人身売買のための共謀」「売春目的の人身売買」「詐欺や脅迫による売春への斡旋」「被害者の監禁および逃走防止」など、複数の罪状が適用される見込みです。