夏休みの最中にある韓国で、衝撃的な事件。
ソウル市内のA高校に勤務する校長と男性教師4人が、ストーカー行為およびセクハラ常習犯だった。
女性教師や女子生徒たちに1年以上も行ってきた常習的な犯罪。被害者の女性教師8人によると、4人の男性教師たちは、親睦会の席などで、女性教師たちの胸を触り「恋人はいるか?」と執拗に迫ってきた。
男性教師たちはいずれも50代、時には女性教師が着ていたジャンパーを切り裂き、体を触るなどの猥褻行為。
こうしたセクハラ行為が女性教師だけではなく、女子生徒たちにも。
教育庁によると、女子生徒6人が、男性教師からストーカー被害に。
さらに、別の50代の物理教師は、授業中に芸能人と性的関係を結ぶ自分の妄想を毎日のように語っていた。そのセクハラ発言の被害に遭った女子生徒の数は130人を超え、こうした悪質行為を校長が隠蔽。
被害に苦しんでいた女性教師や女子生徒の保護者たちは何度も校長と面談し処罰を訴えたが、校長は「学校内で解決しよう。外に漏らすな」と黙殺。
学校内でセクハラや性犯罪があった場合、校長は教育庁に報告するとともに警察に届け出ることが法で義務付けられているが、校長は組織的に隠蔽。
7月には、ソウル市内の小学校に勤める60代教師が常習的かつ強制的なセクハラ、同じく大邱市の小学校に勤める70代教師が学校近隣の路地で小学生相手に6回もセクハラ。この教師は、2013年に20代女性に痴漢行為も。
また、京畿道龍仁の小学校で教鞭を執っていた40代教師が科学室などで女子生徒20数名にセクハラ行為を行って告発され、4月には忠清北道のある中学校教師が女子生徒への身体接触など数回にわってセクハラ行為を働いた。
09〜14年6月までの期間にセクハラなどの性的犯罪で解任や罷免・停職などの懲戒を受けた小中高校教師は、およそ240人。
半分近い115人の教師が、いまだに教職にある。
まさに、韓国の学園は教師たちのセクハラ天国。
【日時】2015年08月06日(木)
【提供】日刊サイゾー