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韓国・済州（チェジュ）のレストランやサウナに「中国人XXX（お断り）」の張り紙が貼られていることがわかった。

中国・武漢で発生した新型コロナウイルスが肺炎を引き起こし、全世界に拡散している状況を懸念しての対応とみられる。

ネット上で「済州の人気店」として知られる有名レストランのオーナーAさんは「客の8〜9割を占める済州島民の健康を守るため、どうしようもなかった。お客様が（新型肺炎を）本当に心配しているから…」と説明。

レストラン入口のドアに中国人の入店を断る張り紙を掲示したAさんは、事態が収束するまで、「中国人お断り」の張り紙は「外さない」と語った。

チムチルバン（韓国式サウナ）も同様の措置をとっている。

あるチムチルバンのフロントには旧正月連休から3か国語で「コロナウイルスにより、中国人の入場は不可」と書かれた案内文が置かれていた。

これまで、規模や運営の問題により中国人の団体旅行客は受けれていなかったが、最近になり中国人の個人旅行者も同様に「受け入れない」とした。

店の関係者は「武漢で発生した新型肺炎のニュースが伝わるにつれて、お客様が心配している」とし、「業種の特性上、危機管理が非常に重要であるため、中国人の入店禁止を決定せざるを得なかった」と説明した。