🚑️ 災害全国

それは今から２６、２７年前のことになります。私は、独立して鋼橋の設計技術者として某橋梁メーカーの中で働いておりました。

当時から普通の橋の設計は、自動設計と言って人が基本情報を入力し、コンピューターが設計計算書から図面まで仕上げてくれていました。

私は、自動設計に乗らない特殊な橋の設計を行っていました。

バブルが崩壊し、大きな橋や特殊な橋の建設はなくなりました。

もしかすると私が最後の鋼橋の設計者かもしれません。

それは某橋梁メーカーの方から私に相談がありました。千葉都市モノレールのレールと橋脚をつなぐ部分の図面を提示され、その部分の

溶接が破断して切れてしまい、何度か溶接をしたが治まらないということでした。

その図面を見るとそれは設計ミスによるものでした。

それを治すとモノレールが通れなくなってしまう困ったものでした。

私は、それを報告しましたが、その後私は、過去のけがの後遺症がひどくなり治療に専念するために鋼橋の設計の仕事を辞めました。

私は、10年間に及ぶ治療のため働けませんでした。

私は、現在に至るまでそれを忘れていました。

私の見たものがその場所だけならまだしも、全区間同じ構造となると大変なことになります。

千葉都市モノレールはもとより、千葉市、東京地検、警察、弁護士、政治家、官房長官の秘書など然るべき場所に話をしましたが、

どうすることもできません。

千葉都市モノレールを作ったのは、財閥、大企業、政治家、役人などです。

当時千葉市を財政破綻寸前まで追い込んだ物件です。

皆さん宜しくお願い致します。