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(※本記事は宮地美陽子『首都防衛』から抜粋・編集したものです)
要は書籍の中の切り取り行為だ。これをやるから正しい情報が伝わらない。ここからしてそもそも間違いのスタート。
まず最初に地震は予知が不可能。揺れの直前のP葉の到達は分かるが、絶対に来週の○曜日の○時頃に○○地方で震度６の地震が予測されています。とはならない。引き換え火山噴火は特に大きな山ほどその兆候がはっきり分かるために富士山が噴火する場合は１種間程度前には正式発表が可能なはずである。予測が可能なものと全く不可能なものを同一線上で見ようとするのがこの記事を書いた馬鹿・・失礼、記者のような経験値の低い知能の相当低い方特有の判断の仕方となって表れる事が困りもの。
地震を語る上では、プレート移動による巨大地震と活断層に多いとされる局地的な直下型地震は基本的には別物。巨大プレート地震が局地的直下型地震を連動した形で引き起こす可能性は一定の高さで起こり得る現象だが、活断層の移動で起こる直下型地震が大陸プレートを動かすことはまず考え辛い。そもそも地震発生域が全く違うからであり、直下型地震は大陸プレートの上で起こる地震。この話しを語るのであればこの賢そうに振舞って記事を書いている記者君はまずはプレートテクノロジーから学んで欲しい。
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