大雨で九州新幹線が運休 東北まで降水域拡大、厳重警戒を
2021/08/17 12:20共同通信
大雨で九州新幹線が運休 東北まで降水域拡大、厳重警戒を
JR鹿児島中央駅で掲示された、九州新幹線熊本―鹿児島中央間の運転見合わせのお知らせ=17日午前、鹿児島市
(共同通信)
停滞前線の影響は17日も続き、降水域は西日本から東北に広がった。JR九州は雨量が規制値を超えたとして、九州新幹線熊本―鹿児島中央間の運転を始発から見合わせた。九州では11日の降り始めからの総降水量が千ミリを超えたり千ミリに迫ったりした観測点が増えており、気象庁は引き続き、土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒を呼び掛けている。
気象庁によると、前線上の低気圧が対馬海峡付近から18日にかけて日本海に進み、前線は18日夜には北海道付近まで北上する見通し。南から暖かく湿った空気が流れ込んで大気が不安定になり、大雨や突風、落雷に警戒が必要な状態が続く。