熱海土石流、盛り土措置命令見送り 行政に限界 改めて「人災」の声
社会
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事件・事故・裁判
静岡
毎日新聞 2021/10/18 21:55(最終更新 10/18 22:22) 1674文字
記者会見に臨む「熱海市盛り土流出事故被害者の会」会長の瀬下雄史さん(右)と加藤博太郎弁護団長(中央)ら=東京都港区で2021年10月18日午後5時20分、深野麟之介撮影拡大
記者会見に臨む「熱海市盛り土流出事故被害者の会」会長の瀬下雄史さん(右)と加藤博太郎弁護団長(中央)ら=東京都港区で2021年10月18日午後5時20分、深野麟之介撮影
悲惨な災害はどうして食い止められなかったのか。静岡県熱海市で7月に発生した土石流災害を巡り、起点となった土地の盛り土への行政手続きに関する文書が公表された。盛り土の安全対策を講じることがなかったとされる土地の前・現所有者。盛り土の危険性を認識しながら、有効な対策を打ち出せなかった県と市。関係者からは改めて「人災だ」との指摘が出ている。
土石流災害は7月3日に発生。26人が死亡し、1人が行方不明のままだ。県はこの日、2006年以降に県と市が作成した約4300ページの文書を公表した。
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記者会見に臨む「熱海市盛り土流出事故被害者の会」会長の瀬下雄史さん(右)と加藤博太郎弁護団長(中央)ら=東京都港区で2021年10月18日午後5時20分、深野麟之介撮影
悲惨な災害はどうして食い止められなかったのか。静岡県熱海市で7月に発生した土石流災害を巡り、起点となった土地の盛り土への行政手続きに関する文書が公表された。盛り土の安全対策を講じることがなかったとされる土地の前・現所有者。盛り土の危険性を認識しながら、有効な対策を打ち出せなかった県と市。関係者からは改めて「人災だ」との指摘が出ている。
土石流災害は7月3日に発生。26人が死亡し、1人が行方不明のままだ。県はこの日、2006年以降に県と市が作成した約4300ページの文書を公表した。