「(豊洲の担当部局である)中央卸売市場の体制を刷新し、退職者も含めて『懲戒処分』などの、しかるべき対応をとっていく」
小池氏は5日の都議会一般質問で、豊洲の「盛り土」問題について問われ、こう明言した。「東京大改革」「都政刷新」を掲げる以上、「不正や悪を許さない」姿勢は当然であり、都民も拍手喝采するはずだ。
こうしたなか、信じ難いニュースが飛び込んできた。
豊洲の土壌汚染対策が進められていた当時の知事である石原氏が、都の調査要請に「協力できない」と伝えてきたのだ。「公開の場でのヒアリング」という条件に難色を示し、小池氏と単独での面談を求めたという。都民に隠さざるを得ない秘密でもあるのか。
それにしても、「豊洲の闇」は深い。建設工事の基本設計が発注された2011年3月には地下空間に関する記載はなかったが、同年6月に完成した基本設計は地下空間を設けることになっていた。
小池氏が先月30日に公表した、都の「自己検証報告書」には、中央卸売市場が08年10月から13年2月にかけ、段階的に盛り土をしない方針を決定した−などと記されていた。身内のかばい合いのためか、「いつ」「誰が」「何を決めたか」は不明で、小池氏は「十分ではない!」と強い不満を明らかにした。
小池氏は5日の都議会一般質問で、豊洲の「盛り土」問題について問われ、こう明言した。「東京大改革」「都政刷新」を掲げる以上、「不正や悪を許さない」姿勢は当然であり、都民も拍手喝采するはずだ。
こうしたなか、信じ難いニュースが飛び込んできた。
豊洲の土壌汚染対策が進められていた当時の知事である石原氏が、都の調査要請に「協力できない」と伝えてきたのだ。「公開の場でのヒアリング」という条件に難色を示し、小池氏と単独での面談を求めたという。都民に隠さざるを得ない秘密でもあるのか。
それにしても、「豊洲の闇」は深い。建設工事の基本設計が発注された2011年3月には地下空間に関する記載はなかったが、同年6月に完成した基本設計は地下空間を設けることになっていた。
小池氏が先月30日に公表した、都の「自己検証報告書」には、中央卸売市場が08年10月から13年2月にかけ、段階的に盛り土をしない方針を決定した−などと記されていた。身内のかばい合いのためか、「いつ」「誰が」「何を決めたか」は不明で、小池氏は「十分ではない!」と強い不満を明らかにした。