マスコミ、役人、政治家まで中国人工作員に侵食されてしまった日本
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中国人スパイ網を支える日本人の存在も。「首相経験者をはじめ、政権中枢幹部や一流企業の役員、芸術家らまで加担」
その最たる例が故・橋本龍太郎元首相
日本は“スパイ天国”ともいわれるほど、各国スパイが潜伏しているんです」(全国紙社会部記者)
その理由を外交評論家の井野誠一氏は、こう語る。「日本はスパイ防止法などが未整備で、先進国の中で最も活動しやすいんです」
中でも最も多いのが、中国人スパイだという。「日本は、中国による工作最重要拠点の一つなんです。というのも、全方位外交の日本には、米国をはじめ、世界中の情報と人が集まるからです」(前同)
「中国人スパイ網は、東京の中国大使館と、札幌、新潟、名古屋、大阪、福岡、長崎の総領事館が中継基地。さらに、全国に存在する中華街の世話役が補助基地となり、中国からの留学生、就労者、学者、文化人、果ては繁華街の飲食店店員、ホステス、マッサージ嬢までが支配下にある巨大ネットワークになっています」
その数は実に3万人とも、5万人ともいわれ、「日本国内には、華僑団体として大手だけで6団体があり、その所属会員は約60万人。それらを統括しているのが中国の諜報活動の中心セクションでもある、人民解放軍総参謀部や情報局なんです」
さらに、中国人スパイ網を支える日本人の存在も。「首相経験者をはじめ、政権中枢幹部や一流企業の役員、芸術家らまで加担しています」(前出の時任氏)
その最たる例が故・橋本龍太郎元首相だろう。