生理用品を無料で配布…政府、生活苦の女性に
2021/03/24 07:50
新型コロナ
政府は23日、新型コロナウイルスの影響で生活に苦しむ女性向けに生理用品を無料配布すると発表した。
内閣府の交付金の使い道を広げ、特定非営利活動(NPO)法人などを通じて生理用品を配れるようにする。この日、閣議決定した2020年度予算の予備費の支出から約27億円を充てる。
坂本1億総活躍相は記者会見で「コロナ禍で生理用品もなかなか入手できないという貧困の問題が顕在化してきた」と語った。
[匿名さん]
「生理の貧困」深刻化、困窮の女子学生も?…生理用品を無償提供へ
読売新聞 / 2021年4月18日 10時17分
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窓口で指し示すカードを持つ職員(藤沢市役所で)
神奈川県藤沢市は26日から、新型コロナウイルスの影響で生活が困窮している女性に、生理用品を無償で提供する。経済的な理由で生理用品を購入できない「生理の貧困」が各地で深刻化していることから、四つの大学がある同市も、仕送りが減るなどして生活が苦しい学生らがいるのではないかと考え、支援を決めた。
防災備蓄品の計1000パック(1パック22〜24枚入り)を、本庁舎と分庁舎、湘南台文化センターで配布する。窓口には、市のマスコットキャラクター「ふじキュン☆」と「生理用品をお渡ししています」の文字が書かれたカードを設置。配布を希望していても窓口で「生理用品をください」と言いにくいと感じる人がいることを考慮し、カードを指でさすか、市ホームページ内のカードの画像をスマートフォンで職員に示せば、受け取れるという。
問い合わせは、市地域医療推進課(0466・21・9993)へ。
[匿名さん]
小中学校のトイレに生理用品 コロナ困窮の子ども支援 大和市
04月26日 12時01分
新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮するなどして生理用品を手に入れられない子どもたちを支援しようと、神奈川県大和市は、26日から、市内の学校の女子トイレに誰でも自由に使える無料の生理用品を置いています。
新型コロナウイルスの影響で困窮する人が増え、生理用品が買えないいわゆる「生理の貧困」が社会的な問題となるなか、大和市では、26日から市立の小中学校28校の女子トイレに誰でも自由に使える無料の生理用品の設置を始めました。
このうち、市立大野原小学校では、女性教諭が高学年用の女子トイレを回って生理用品を入れた袋をつるし、必要な時に使うよう書いたメッセージを添えていました。
市では、急に必要になったものの、恥ずかしくて言いだせないなど、経済的な困窮以外の理由でも自由に使って欲しいとしています。
市によりますと、こうした取り組みは県内では初めてだということで、大野原小学校の伊藤英子校長は「生理用品が必要だと口に出せない子どもたちがいることに気付かされたので、いつでも利用できる環境を整えたい」と話していました。
[匿名さん]
生理の貧困対策を学校で トイレに常備、役所も無償配布
社会・調査
2021年11月8日 11:30 [有料会員限定]
女性向けの生理用品を学校のトイレや役所の窓口に常備する動きが広がっている。経済的理由などで生理用品を買えない「生理の貧困」問題が新型コロナウイルス禍を機に表面化。7月時点で約580自治体が無償配布を実施または検討しているほか、民間企業の支援も進む。専門家は「一過性の取り組みとしないための議論が必要だ」と話す。
「トイレットペーパーと同じように、生理用品もトイレにあるのを当たり前にしたい」。5月から...
[匿名さん]