>>527そしてコロナは人の免疫から破壊へ感染者も死者も増える
4/14 新型コロナウイルスは免疫細胞を無効化することが判明
上海の復旦大学、ニューヨーク血液センターの研究者チームにより、
新型コロナウイルスが人の免疫細胞を殺すことを発見した。
この免疫破壊作用は、コロナの感染症である重症急性呼吸器症候群(SARS)にはなく、新型コロナ特有のものであるとのこと。
■ウイルス撃退にはT細胞の免疫機能が大切
通常、体内にウイルスが侵入すると身体の免疫機能が働きウイルスを殺そうとする免疫機能の中に、T細胞(Tリンパ球)があります。
この細胞は免疫機能において重要で体内の異質な細胞を見つけて破壊。
T細胞は、ウイルスに感染した細胞を補足し穴をあけ、その膜に化学物質を注入してウイルスと細胞の両方を破壊。
しかし、コロナウイルスがこのT細胞の「免疫機能」を無効にする可能性が浮上した!
■新型コロナのT細胞を無効化する。原因は「スパイク」
研究者たちが、新型コロナを増殖させたT細胞に付着させたところ、T細胞はウイルスに感染し無効化された。
同実験は、重度の急性呼吸器症候群や、別のコロナウイルスであるSARSでも行われ、それらはT細胞の働きを無効にする事は無かった
つまり、この「免疫破壊」は新型コロナウイルス特有のもの。
「スパイク」は、吸盤のような「突起」で、新型コロナのスパイクはT細胞に接触した時、ウイルスの表層膜とT細胞の細胞膜を融合させ
互いの表層膜が融合すると、コロナウイルスの遺伝子はT細胞内に入り込み、その働きを無効にする。
以前流行した「サーズ」には、この「膜融合」の能力がほとんどない。
しかし、新型コロナウイルスはその能力を発現させている。
チャイナモーニングポスト誌の報道によると、新型コロナウイルスで死亡した20人以上の患者検査記録は、
彼らの免疫システムがほぼ完全に破壊されていたことを示した
また、PLA免疫学研究所は2月に、高齢者や集中治療室での治療が必要な患者では、T細胞数が著しく低下する可能性があると報告
これは、T細胞数が少ないほど死亡リスクが跳ね上がることを示唆
「T細胞無効による免疫破壊」はHIVにも見られるが、大きな違い、HIVがT細胞に侵入して、それらを複製工場に変えて多くのコピーを作り出すのに対し、
新型コロナウイルスは、複製することなくT細胞と一緒に死ぬのです。