💐 安芸太田町・北広島町雑談

広島ホールインワンを去る所にまで話はさかのぼる。
主人公の狼くんはクオッカワラビーさんと知り合いを通じてコンタクトがとれドライブに誘えてた。そして久しぶりの顔合わせ。
第一話「悲劇の幕開け」

狼「今日は中々滅多にお目にかかる事がない子をドライブに誘えて楽しみにしてます。」

クオッカさん「滅多に…ぷっ(笑)、期待に応えるかなぁ」

ドライブの最中クオッカさんはQC検定2級を合格した事をカミングアウト。クオッカさんは合格出来たのは同僚の仕事仲間からの励ましと応援です。…と、応える。その答え方は狼には良い印象を与えた。2級は難しい、それを同僚の顔を立てる言葉づかいに文化人的教養と深い器量を感じ取れた。

狼「世の中クオッカさんみたいな子ばっか増えたらいいのに。」

クオッカさん「私みたいな子ばっかだと、面倒ですよぉ。でも残念です。狼さんがうちの会社の職長になれば、何かが変わると私はそう思えたのに。」

狼「誰もが安心して明るく作業者に意欲を持たせれる職場造りな。」
⚠️広島ホールインワン最終回「幻の桃源郷」より

クオッカさん「……それから、私……地元に帰るんです。今の仕事やめる。……最後に狼さんに会えて今日は良かった。」

突然の事に狼は愕然とした。車で彼女の社宅まで送る時でも狼の表情は雲っていた。そして、、、

クオッカさん「……狼さん。世の中は狼さんが思う様に綺麗には中々いかない事がきっと多いと思いますよ。でも、くじけず頑張りましょうね！今日はありがとうございます！」

これを最後に会っていない。人間誰しも理解し合える人がいなくなるとせつないですね。しかし、彼の本当の悲劇は今から始まる。

さて次の新天地は……『ボルペン、キイロ』に勤める事になる。その前は近場にある『キイロ』と言われる会社。共に安芸高田市の企業さんである。

第二話「今を生きる人々」

狼は前の会社キイロで、つねに誰かの悪口いわなきゃ他の人と親しく出来ないの？的な人間関係がたまんなく嫌だったと愚痴っていた。彼の仕事の指導者は工東さん。彼の５つ年上の女性だ。
工東さん「まぁ、いろんな人がいるからね。」
…入社当初はそこそこ親切だった。そこへリーダーの渡っちさんが派遣女性の方にばかりニヤニヤと喋りだす派遣男性はガン無視状態で。

渡っちさん「工東さんの近くに行くといい匂いしますねぇ。田嶋さん髪型かえましたね！それいいですね。」

狼「…………。」（……キモい。）

渡っちリーダーさんは別にさしたる用は無いらしいがそれだけ言いに来たみたいだ。

狼「……あんな事を言って工東さんの気を引こうとするのもなんだか男らしくないってゆうか。(笑)」

工東さん「あはは、狼くんは、そんなんじゃモテないよ。」

狼「……それは、どうでしょう。(笑)ﾎﾞｿ」

まぁ、女性の気の引き方も多種多様ではありますね。しかし主人公の狼はこれから物語を進めていくにつれても分かる様になりますが“人の容姿”がどうとかは殆ど何も言わない事に気づくと思います。
……それと、その時点での工東さんの感覚だったら狼が堅物な人としか映らなかったかも？ですね。(笑)

世の中は広いもので全てが全て工東さんの感覚で同意している女性ばかりじゃないですよね。
口に出しては言わないにしても狼が好みにしている女性にはモテたい。逆にモテたくない女性もいるものなのです。

はい！本日はここまで！これから狼くんが意味嫌うキャストが次から次へと共演します。

主人公の狼は１週間目にして夜勤に配属。呑み込みがそこそこ良かったみたいですね。……しかしその夜勤にも不穏な影が……。

第三話「今を生きる人々２」

夜勤でやる仕事も単調作業で、ただビスを打つだけ。16号機に就いた彼の隣には…餅つきさんという若くてマスクから上は美形の様な気がする子だ。そしたら責任者の細田さんが歩みよる。この細田さんは工東さんと同じ学校の出身者のようだ。
細田さん「…もっちゃんみたいな可愛い子とペアで仕事が出来るんだから良かったね！」

餅つきさん「やだぁー私は…そんな…。」

狼「………………？」（………可愛いい？……ねぇ。）

狼は首を縦にも横にも振らないが、細田さんの“持ち上げ方”が、何処と無く嫌らしさを感じた。そしてお互いに無言のまま作業する。たまり兼ねた細田さんが間に入ったりして話を盛り上げ様としたりするが、すぐにシーンとなる。
……しばらくすると、細田さんと餅つきさんのベタベタなイチャイチャプレイが始まる。

狼「………💧。」（……何なんだ、歌舞伎町のキャバか💧。）

いきなり微妙な雰囲気ですねー。しかし細田さんの奥さん！誤解しないで下さいね！決して浮気をしておられた訳ではありません。……ただイチャイチャプレイをしていただけなのです。
……にしても、あれですね。自分個人が面白ろおかしくやれれば良い的行動は少し危険サインかもしれませんね。
……サイコパスの一歩手前まで来ている前兆の様なものを感じとれた狼であった。
……すでにこの辺りから狼は渡っちリーダーにASSYに代わりたいと相談するのだが、この続きは次回！

ASSY職場は黙々とやる作業でやるべき所までしたら、後はサーと帰れる狼向きの作業内容。…しかし、渡っちリーダーは夜勤もやれて、もうそこそこの事は出来てる狼をASSYに異動させたくないみたいだ。

第四話「仲間割れを起こさせる使者」

週が代わり狼の１つ年上のオガタさん、三次から通勤されている川口さんが一緒の週になった。
川口さんは最終工程の検査‥シビアで真面目、とても親切な男性だ。……一方のオガタさんはお喋り好きな感じで陽気な感じ…だがかなり好き嫌いをハッキリと分けて人付き合いをしたがる女性の様だ。

狼「……どうも！宜しくお願いします。」

オガタさんは、は？何？みたいな反応だ。

狼「…………💧。」（……うわっ、すっげー嫌な予感がする）

暫くの沈黙の後、やっとオガタさんが口を開いた。

オガタさん「……何処から通ってるの？」

狼は今までの経験からオガタさんタイプの人には自分の事はあまり喋りたくなかったが答えた。

オガタさん「えー私も同じ。」

狼「………はぁ。」（そうなんだぁ……いや！オガタさんは安芸高田市の女性ですよ。）

オガタさん「……ところで、先週もっちゃんと何か喋った？」

狼「……？いえ、全然。最低限の事ぐらいかな。それに向こうは全然喋りもしないし、まぁそれを言えば自分の方もそうですが。」

ちょっと餅つきさんに対して苦手意識みたいな言語が狼の口からで出すとオガタさんはシメシメと言わんばかりに細田さんにチクリだす。……細田さんは餅つきさんファン！
オガタさんの狙いはそれ！

16号機の職場は基本…工東さんが派遣でありながらもお偉いさん。餅つきさんは社員さんの間では多くのファンみたいなものが出来上がっており、揶揄ると立場がヤバくなる構造だ。…つづく

さっそくピンチ？みたいなものを迎えたかも知れない狼だがオガタさんの性格は既に見切っていた様子。性格が分かればその人の次にでる行動パターンは予測できますしね…。表裏真逆な共演者はまだまだ登場する。

第五話「表裏真逆」

また週が代わりこの週の検査工程は、市田ドンペリさん。外人女性だ。力はあるがおっちょこちょい、その日の気分次第で愛想が変わる人の様だ。…始めの内は狼も多少愛嬌のある市田さんとはよく会話などした。

狼「ASSY、行きたかった。ASSYで狼ハーレム王国でも造りたかったな。(笑)」

市田さん「ダメよー！。そんな事、考えてちゃ(笑)。」

冗談話に花を咲かせている間に時間が過ぎ、翌日またいつもの様にライン作業から開始。１工程は狼。２工程は餅つきさん。検査は市田さんだ。…暫くすると、17号機の縦田さんが出勤してきた。……狼は以前から自分の個人情報（デタラメも含め）などを他人に漏らしてる闇サイトなどを探っていた。……物知りそうな縦田さんに一応、聞いてみた。すると…。

縦田さん「……え？狼さんの個人情報？狼さんに興味ある人なんているんですか？」

狼「………………は？、、、ふっ(笑)」
（……マウンティング？……ゲンちゃん！50近いんだから大人になろうよ(笑)。オガタさんとできてるのかな。）

まぁ、視聴者の中ではよく飲み会とかで目当ての子がいる場などで同性を蔑み発言し自分は有利な立場なんだぜ！みたいなダサい格好のつけ方をする男性に心当たりがきっとある事だろう。……実際の所、陰ではマウンティングしてる側がドン引きされてる事に気づかずにね。

狼「……ダサっ(笑)」（……工東さん。本物のいい女にモテない男とは縦田のみたいな男だよ。）

最も、偽物の女にはモテるがな。

まぁだいたい主人公を取り巻くキャストは出揃いましたが、彼とは全くと言っていい程、人を観る目、価値観、行動力は真逆に近い人だらけでした。…それでも僅かばかり良い人もいたみたいだね。

第六話「木漏れ日」

狼が辞める宣言したのを川口さんは知って少し愕然としていた。

川口さん「もう辞めるんか？…もう少し考えや。」

狼「いえ、知り合いもいるし出雲に行こうかと。この会社にいるとマヒしそう。川口さんには今まで親切にして頂いてありがとうございます。…それと田嶋さんは大事にしてあげて下さいね！と工場長には一言伝言しました。」

⚠️田嶋さんとはブラジル女性の派遣社員で彼が体調不良の時でも代わりにラインに自ら名乗り出て入ったり２工程の作業でも色々と狼にアドバイスしたりと面倒見も良く器量も備わった人だ。…狼はその時の事をきちんと覚えていて、田嶋さんみたいな人を長い目で大事にすべき人だといつも露骨に豪語していた。狼はそんな田嶋さんの人間性を尊重していた。

次の休憩時間に入るとそこには…第一工場の美髪さんが１人座っていた。

狼「…美髪さん？ですよね。以前金髪にしていたあれ、どうやってあの色だしたの？普通の金髪じゃないよね。」

美髪さん「え？ああ、あれは２回染め上げただけ。うち、髪ふさふさでしょ。」

狼「次の会社であの色にしたかったから。」（この会社で染めたら人の真似したみたいで何か嫌だし）

美髪さん「次の会社って辞めるんですか？何か最近入ってきたばっかりなのに……。」

狼「……だってこの会社、男がおらんし」（工場長と石桑くんぐらいかな社員さんの中では）

男女公平でありながら、ダメなものはダメだとメリハリがつけれる男がいないと言いたかったのであろう。
次回で一部最終回！

今日でいよいよ最終日！狼も目の下をピクつかせながらの出勤！よく怒りを堪えて作業できましたー。
『一匹狼監督の作品に台本などはない。何故ならこれはフィクションでなく実話なのだから……。』

田嶋さん「今日で最後だね。元気でね！」

狼「…田嶋さんもね。今までありがとうございました！」
（……やっぱ田嶋さんは個人主義な人じゃなかったな。）

工東さん、市田ドンペリさんは…じゃあ程度👋。餅つきさんに至ってはプイ。
勿論、そんなの想定済みだが、いかにも！らしくありすぎた
反応だ。

オガタさん「……次は何処行くの？」

狼「……出雲に。」（本当は行きませんけどね。）

狼は念には念を入れてデタラメな情報を伝えた。そして次の休憩に入ると物流の増本さんがいた。

増本さん「…ったく💢わしも忙しいのにあれやれ！これやれ！うるさいわ💢」

狼「……明日からカツラをつけて女装してくれば良いんですよ。可愛がって貰えるかもしれませんよ。……あははは(笑)」

そこへ美髪さんが喫煙所に入ってきた。……すると、増本さんはすかさず美髪さんに近寄る。

狼「…………💧」（いつも、もっちゃん！もっちゃん！ってアメ🍭配りするのに今日は美髪さんか。節操がないな💧）

増本さん「わしは犬を飼っとるんだ。見せちゃろか📱？」

美髪さん「可愛いー！」

狼「…………。」（自分はマイクロブタを飼ってますなんて言いにくいな。）

マイクロブタで思いだしたが『ブイデストン化千』のハナちゃん職場にいた、入口さん元気にしてるかな。
⚠️入口さんとは天然のいじられキャラで愛嬌あり普通に気立ての良い子である。狼がこの街に来て一番最初に発掘した子。
…この後、出逢えるのか来世に期待しましょう！なのかは別の物語。…おまけ

おまけのコーナー

これで一部が終わりました。主人公にとって“多いにお目にかかれる”キャストばかりでしたね。
…彼にインタビュー🎤した結果は…「断固共演NG！」との事。
企業さんの（看板）イメージを良くするも悪くするも働く人材の気質がモノを言うのでしょうね。
…自分本位で個人主義な言語、行動は本当に企業のイメージダウンに……
……ん？
イメージダウン？
イメージダウン🎶

はい！……では、陰湿で暗い作品になったので最後のエンディング曲はBOOWYでイメージダウン！狼さんに氷室になってキャストの紹介と共に歌って頂きます❗

ワン、ツー！デデデデーン🎵デデデデーン🎵

🐺🎤　格好が良いよ、お前はいつでも～🎶
はい！…石桑さん、川口さん。
🐺🎤　心も体もバラ売りしてさぁ！
🐺🎤　数をこなすのとモテてる事とは～同じじゃ！ないんだぜ！尻軽teenagde ginl🎶
はい！…工東さん。
🐺🎤　愛を恋だを上手に使い分けてみてもぅ！先も中身もないのさ❗尻が軽いだけじゃ🎶
はい！…オガタさん。
🐺🎤　あきれちまうぜ、まるきりタイフーン🎶足りないー！頭、丈夫な体🎶
はい！…市田ドンペリさん。
🐺🎤　英語、数学まるでダメだけどー🎶ノォノォノォ❗
アッチの方はインテリージェンスかい？
はい！…狼さん。
🐺🎤　ファションの１つなんて、とんだ思い違いー🎶ずっとそんなじゃいつかはくるぜ！しっぺ返し🎶
はい！…縦田さん。
🐺🎤　イメージダウンイメージダウンイメージダンダンダウン
はい！…細田さん。
🐺🎤　イメージダウンイメージダウンイメージダンダンダウン　
はい！…渡っちリーダーさん。
🐺🎤　イメージ…ダサ🥁ダサ🥁ダサ🥁ダサ🥁ダサ🥁ダサ🥁ダサ🥁🎶イメージダンダンダウーン……ダダダダウン❗️

ガラスの時代と誰かが叫ぶそんな～時に🎶君は守るべき愛や夢を持っているのかー🎶…心みつめろー🎶
世界がこのまま闇の中へ消えてしまっても悔いなく生きたと誇りを持てる自分でいるのか～🎶…拳を振り上げろー🎶
もっとキツイ日々が君を待っている❗未来をその手で
Are you ready? Change the World❗️
Somedy 時を越えて走り続ければー❗️君こそ
Sweet Hard Dreamer－🎶

さぁ第２部が、ALFEEのSweet Hard Dreamerのオープニング主題歌と共に始まりました。今度の会社は千代田の企業さん……『兵庫バイキング』と言われる会社だ。

第一話「配属先」

工場見学する直前に派遣の営業担当者と色々な雑談をしていた。
狼「……安芸高田市の企業みたいな感じなら、見学の段階でお断りしますよ。」

営業担当者「…ここの企業さんはそうゆう印象は感じませんでしたが……。」

約束の時間が来たので会社内に入る。

長田リーダー「…お待たせしました。じゃ、早速ですが案内します。」

とても穏やかそうなリーダーさんの様だ。そして歩きながら……

長田リーダー「……今から案内する所は、すぐに人が辞めたがる部署なんですよ。……あははは(笑)。」

狼「…………💧。」（…なるべくならすぐに辞めたがる部署に案内されたくない。💧ぴぇん）

作業内容はバラシ作業でざっくりと説明が終わった。

長田リーダー「…狼さんは自分と同じ地元なんですよ。…あはは(笑)、所で以前は何をされてました？」

狼「…ドーダ自動車で。」
（ボルペン、キイロで派遣女性にベタベタして、男には偉そうにするのが仕事！…らしいぜ。なんて言えれんしな。）

返答は明日のこの時間へ

少し考え込んでいた。
狼「………。」（…どうする？）
さぁ！狼よ、どうする？　やるか？　やらないか？

第二話「決断」

返事はすぐでなく１日後に！…という事にして貰った。担当者と駐車場で、どうするか会話した。

狼「……確かに雰囲気は、まともってゆうかそんな気はしました。きっとこの会社の場合はそれこそ本当に仕事内容次第になりそうですね。」

担当者「…私個人の意見として、リーダーさんが気さくそうな人ですし、狼さんとも同じ地元。…人間関係の面で言えば狼さんが心配する事はないと思えましたが。」

車検が迫っていたのもあったし返事を遅らせるのも先方に失礼だし、やる！に決めた。次の週から働く事になる。……初出勤前夜に狼は心の中で願っていた。
『もし願いが叶うなら、アットホームとまではいかないにしても、まともな感覚の人と仕事がしたい』…と。
－夜が明け会社に出勤する。長田リーダーに案内されバラシ作業に。同じ現場には武咲さんとフユキくん。
武咲さんはレザーという鉄板を切る作業者だったが狼が入社したので事務所での作業に。…代わりにレザーはフユキくんが担当になった。
流れとしては『レザーで鉄板を切り』→『製品を抜き取るバラシ作業』→『その製品を次工程で曲げ作業』というのが大まかな流れだ。
武咲さん、フユキくんと自己紹介し、武咲さんは色々と厚手の手袋を準備してくれたり、服なども揃えて貰った。
武咲さんは狼の一回り年下だがきちんとした男性の様だ。
フユキくんはまだ20代、同じ派遣でありながらも社員扱い。機敏な対応をする男性だ。

狼さん！…おめでとうございます。早速お願い事が叶いました。……さぁ！後は体力仕事だよ！
……しかし、狼の家の親子さんが体調が良くない。狼には間の悪い事が続く事になる。

家の人の体調が悪くなって狼は仕事が終わって帰宅してからも看病。…入社してから、いきなり災難が続く。

第三話「作業開始」

実際にバラシ作業をしてみると力を使う作業で根気もいる。毎日がヘトヘトになる。……これまで、スムーズで単調な流れ作業をこなしていた彼だが、バラシ作業は何か違う様だ。…しかもやる事はそれだけじゃなくシャーリングといって別工場に行って製品に穴あけ作業も期日までにしなくてはならない。

フユキくん「…狼さん。やる事はバラシだけじゃないんですよ！」

狼「……はい💧。」（…分かってはいるけど、思う様にいかない。💧）

……時間が瞬く間にすぎていく。…休憩の鐘が鳴る。

狼「……げっ！😨もう時間。」

集中してやる作業なだけに、時間ぎ経つのが早く感じる。まだ時間ぎ欲しいとさえ思うぐらいだ。喫煙所に行くと曲げ作業の人達と一緒に休憩する機会が多い。
……そっちの作業はどうですか？と尋ねて来たのは、佐々本さん。千代田出身で穏やかそうな男性だ。その隣には掘川さん。三次市出身の男性がいた。…話をしていると釣りやゴルフと共通の趣味はある。…すると、突然？

謎の通行人「井戸ーさん！井戸ーさん！、さすが！ありがとう！」
…と通り過ぎる男性がいた。
⚠️井戸さんとは、事務所で事務的な事をされておられる美形で親切そうな女性だ。

狼「…………( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ？？？」

武丘さん「…ああ、今の人はここの名物人。」

狼「…はぁ、変わってますね。」

まぁ、なにはともあれ仕事は始まったばかり！狼にとっては毎日がヘトヘトになる仕事は初めてかもしれない。……しかし勤めている同僚はまとも。…狼が安芸高田市企業で観てきた会社の性格が、これまた真逆に近いみたいだね！
　つづく

普段やり慣れない作業と家での看病。…狼も熱を出して休んだ。…しかし、人手の足りていない現場に休息の時はない！

第四話「リーダーの気質」

狼がいる工場は第５、シャーリングをする作業は第１工場…距離がある。やり方はフユキくんに教わったものの機種が色々あり大変だ。…狼は急いで型替えし、確認をおろそかにしてシリンダー部分を壊してしまった。

フユキくん「確認して！っていうのはこうゆう事なんですよ。」

翌日に狼は長田リーダーにお詫びと、辞める旨を伝えにむかう。…責任を感じたんだろう。…キツイのもあったし。

長田リーダー「…自分は狼さんが悪いなんてこれっぽっちも思ってませんよ。例えば、小学校がいきなり高校生の問題が解る訳ありませんよ。」

狼「…しかし、御社の機材を破損し損害を出しました。それに作業内容がちょっとキツイ。」

長田リーダー「…まだ見切りをつけるの早くないですか？…しかしまぁ、バラシ作業にはあと１人ぐらい誰かいた方が良いとは思ってはいました。それがなかなか人が集まらないんですよ。今、狼さんが抜けられても困る。」

狼「…自分は仕事内容が少しキツイと。…決して同僚が嫌だと言ってる訳じゃないんで！…他の会社なんかはドロドロしてたし。」

長田リーダーとの話し合いで、考え直してみる事に。狼は長田リーダーの中に、『職場で１人１人を大事に扱い協調性を持って作業に取り組んで欲しい』と言った物を感じとれた。

狼はかつて『キイロ』といわれる会社で社長さんと談話した事がある。
『自分個人が良い会社だと思うのではなく、地域の人の目線から観て良い企業でなくては』…と。
⚠️美土里のキイロ第13話参照。

だとしたら、この長田リーダーと狼は何処か共通する何かがあったかも。
つづく

言葉の大切さを知るリーダーに巡りあった訳ですね！
例）やはり、キミには無理だったな。❌
　　キミがやってもダメだったか。⭕
叱り方にしても……
例）何をしてるんだ💢すぐにやれ💢　❌
　　きっとやれると期待していた貴方がどうして出来なかったの？……キミらしくないな！……という叱り方。⭕
働く人にやる気を持たせるのも、班長、リーダーの資質ですね。
第五話「…本物の天才肌」

今日はフユキくんが休み、代わりに武咲さんがレーザーに入る事となる。…“ある種”の天才は“本物”の天才を知る事になる。
武咲さん「おーい！狼さん！こっち手伝って！」

色々とやった事がない事だらけだっただけに、もたついた。

武咲さん「……はっ？もしかしてやった事ないの？かまった事も？」

狼「……はは(笑)ないですねー。💧」（そのシチュエーション、なんかムカつくな💧）

狼「…………。」（…たぶんその内面倒くさがりだすな。物流みたいな事なんてした事ないし。）

武咲さん「あと、このタッチパネルなんだけど……いや、いいわ！面倒くさい。」

狼「…………。」（やっぱな。どこかキイロにいた山県さんに似てるな。）

⚠️山県さんとは救急車騒動で狼をマジウケさせた人で土方、左官さんタイプの職人気質。

しかし休憩に入ると狼に話かけたり釣りで撮った魚を見せてくれたりと、気さくな一面も持っていた。…「血液型も同じか！なら頑張らなきゃ！」と激昂したりと、、狼は帰り際に武咲さんにチラリと振り向く。

狼「…………。」（あれでいて良い所もあるんだな。）

武咲さんな何でもこなせる職人的天才肌。
狼は何でも見抜けるある種のビジネスマン的天才肌。
……この２人が一緒に仕事する機会はあと１回だけあるが、まだそれは先の話。

仕事はキツイながらも何とか残業することで毎日を乗りきっていた。…それは勿論、フユキくんのフォローもあっての事！…また時期は真夏の猛暑である、主人公の狼は朝から疲れた様子だが、こんな時でも彼は俳優になりきる事ができるであろうか？…それでは今日もtake２無しの本番が始まるよ。

第六話「平穏な日々と時代を変える鱗片」

狼「……朝からだるいな。ﾎﾞｿﾎﾞｿ」

佐々本さん「……あはは(笑)昨日も残業？」

掘川さん「そっちも大変そうだね。」

狼「……曲げ作業は覚える事が多くて大変そうですね。こっちは力作業もあるので。まぁ、何かと。」

と、日常的な会話をしていた。…話題は他社の話になる。

佐々本さん「そっちは、『やばぴこ』にもいたの？…どんな感じだった？」

狼「…もう昔の話ですよ。加工にいましたけど社員の先輩達は親切な人がいましたよ。係長もまともだったし、当日の課長も仕事だけでなく、人材配置も的確だったと思います。佐々本さんは『広島成密』、『ボルペン千代田』におられたとか。

佐々本さん「…ボルペン千代田は長く続いたね。社員さんも親切だった。…でも広島成密は、おばちゃんがな💦。」

狼「……掘川さんは三次市でしたね。『三次電池』や『丸小ハブ』とかが近場にあるんですよね。」

掘川さん「ハブ工場は時給が安い。三次電池は女性絡みの派閥がある。…ダメ。」

この2人の話を聞くうちに自分と似た様な境遇を悟った狼……。今いる職場は全員が男性職場で少し硬派ながらも、まともな同僚ばかり。…この会社で平穏に過ごしてはいるものの、外の会社では今だに『醜き事』、『浅ましき事』が内部で繰り広げられている物を想像していた。

時代を変える人材はこの先狼の目の前に現れるのであろうか？

狼は盆休みに差し掛かろうとする時期に続けられそうかどうか考え込んだ。…バラシは１人でするには少しキツイ。
しかし何処の職場も人が足りていない状況なのだ。

第七話「運命の分岐路」

狼は、佐々本さんや掘川さんとかと一緒に休憩😃🚬している時でもバラシがキツイのと体が持たないかも？…みたいな話をしていた。

狼「…もしかしたら辞めるかも。ﾎﾞｿ💧」

佐々本さん「…そんなにキツイ？」

狼「鉄板が重いし、自分１人じゃ中々はかどらない。時間ばかりが早く過ぎ去るみたいな。」

佐々木「……１人でバラシは大変なのかな。…でも辞めるにしても次の所は？」

それなんですねー。自動車業界は生産は下向き、サービス業はコロナで大ダメージ。食品関係の業界は時給が低め。……中々難しい時期なんですね。

長田リーダー「狼さん！…盆休み明けからは筋肉💪がつくかもしれませんねぇ……あはは。(笑)」

少し離れた席から長田リーダーが話をされた。

狼「……あはは。(笑)💧」（細マッチョにはなりたいかな）

そしたら……また

謎の通行人「…井戸ーさん！井戸ーさん！さすが！…ありがとう！」

井戸さん「…あはっ💦」

……一同ガビーンΣ(´Д｀ )、となる。

狼「…………。💧」（何かしつこいCMみたい💧）

えーまぁ、一匹狼監督の作品に出演されるキャストのキャラは大まかに分けて３つあります。

１つは、主人公ともある程度同調し親しくする友情共演者。
２つに、利己主義、個人主義で見た目だけで人を判断する主人公とは真反対の陰キャラ。
３つに、どの企業さんにも必ず１人はいるであろう色物キャラ。

謎の通行人さんは目撃者の証言によれば、各職場に現れてはひたすら挨拶をしながら徘徊するという。
つづく

狼はとうとう１ヶ月前申告で辞める旨を担当者に連絡する。担当者は時給のUPも考慮して続けては？と言ったが、狼は自分はそれに見合う働きはしていない。……と断る。

第八話「複雑な想い」

盆休みの連休に入る、だが１日だけ休日出勤の日の事……狼はシャーリング作業をしていた時に……。

長田リーダー「…狼さん、お疲れ様です。…辞めるんですか？今月で。」

狼「…もう話を聞かれたんですか？…まぁ、そうゆう事です。」

長田リーダー「…せっかくシャーリングにしてもバラシも慣れてやれる様になったのに、残念ですね。しかし今、どの部署も人が少ないのに…。」

狼「……バラシの方はまだフユキくんに何かと手助けして貰ってる有り様ですよ。……そこで自分の知り合いを紹介したい所なんですが社宅は完備されてますか？…そいつ出雲の出身でフォークもあるし力もあるかな？作業者としてなら自分より役に立つと思いますよ！」

長田リーダー「いや、うーん💧…うちは社宅はないかな。」

狼もそこそこ仕事慣れしただけに、長田リーダーさんも考え直して欲しかったみたいですね。狼の方も仕事慣れしたのはフユキくん、武咲さんがキレ気味ムードにならず広い心で作業指導して頂いたお陰です！と言わんばかりの言い回しをした。…もし褒めているならその２人に！…みたいな。
しかし……そうなってくると、人手が足りない！狼は『兵庫バイキング』が嫌な訳じゃないし、愛社精神も多少あるだけに、これまでに派遣で知り合った人に片っ端から紹介したが、会社に通える圏内となると難しかった。

狼「…でも自分が今月で辞めるのに、知り合いに紹介するのも変な話だな。それに知り合いが長く続くかな。」

彼の中には人に紹介するに恥でない会社だと自負があるだけに働きかける。

さて、視聴者の皆さんは自分の子供さんを仮に将来、どういった企業さんに働かせたいのか？…を考えてましょう。
この物語のテーマはあくまでも『環境』…八話ぐらいからこの物語の主旨が見えてきましたね。

第九話「教訓」

この日、フユキくんが休みでレーザーは武咲さんが入る事に…。そして作業が始まる。

武咲さん「…あーあの空台ホイストであっちに運んどいて！」
⚠️ホイストとは東西南北の十字キーで重たい物を運ぶ物。
…狼はあっちと言われたから通路に置くのも邪魔と思って、材料置き場まで運び仮置きしようとした。

武咲さん「…おーい！どこへ持っていくだー！ここでいい！ここで！」
…武咲さんは続けて言う。

武咲さん「…仕事は要領よ！要領とチ○コは使いようよ！」

狼「……はぁ。」（チ○コの方は使える時に使ってますわ。）

狼さん……つまり、アッチの方はインテリージェンスなんですね。人は見掛けによらないですね。因みにアッチとはどっち？…………ああ、やっぱアッチ💓ね。
……使える時に使っておくと良いでしょう！
そして休憩に入る。😃🚬

武咲さん「…大工仕事してたんだけど、あん時は金もそこそこあったなぁ。」

狼「武さん……大工してたんだぁ。」（道理で。本当に見た目からそんな感じはしてたけど。(笑)）

武咲さんは他にも色々な事をされてたんでしょうね。物知りで見識もある。だからコレはこうすればいい！ってのが板に染み込んでいるみたいだ。

武咲さん「狼さん！出来る出来ないじゃないんで！やってみせる！だよ。」

狼「……はは💧」（実際やれてる人がいるから自分にもやれないはずがない！と言いたい訳ね。）

良い教訓を狼に言われましたね。狼も素直に聞いた様子、もはや年齢がどうとか関係ないですね。

武咲さんは、「出来る、出来ないじゃなく、やってみせるだ！」と言う名言を残しました。……『成せば成る　成さねばならぬ何事も　成らぬは人の成さぬなりけり』…上杉鷹山の名言に似てますね。…何事も行動で示さなくては物事は前に進まないのですね。

第十話「己の使命」

武咲さん「おーい！フユキー！フユキー！」

狼「また追加で仕事が入ったか💧。…ﾎﾞｿ」

狼の在籍期間残りあと二週間にして仕事の量も増えた。明日の事を考えてキリが良い所までやらなくてはならない！…だから遅い時でも夜９時まで掛かる日もあった。…そして次の朝。

長田リーダー「…バラシ2人いたら鉄板を下ろしたりするのも楽でしたのにね。早く人が入って来て欲しかったですよ。…ははは(笑)。」

狼「…❗もし、次の所で辞めたい人がいたなら、この会社を紹介しますよ。」（…通勤可能圏内になるけど）

その日もやはり残業だがレーザー担当のフユキくんは資材置場やレーザーの重い鉄板、フォークリフトの運搬から何から何まで誰の応援も呼ばず１人でやっていた。

狼「……すごいな。ﾎﾞｿ」

やはりどう考えても３人でやる作業かもしれないがフユキくんは１人でこなしていた。
狼も彼に負担が掛かってる事は分かっていただけにバラシを早く終わらせたい気持ちはあったが焦って機種番号を間違って記入してもヤバい。
フユキくんも狼に色々と注意点は指摘してるものの、それがスムーズには中々上手くいかない。…そして休憩😃🚬

佐々本さん「…時間経つの速く感じるんだ。」

狼「…やってみたら分かりますよ。(笑)…しかも思う様にいかないってゆうか…。」

謎の通行人「…井戸ーさん！花園さん！長村さん！…さすが！ありがとー！はい！✋」

狼「………。💧」

つづく

千代田企業に勤めた狼。…しかし千代田企業でも『アタリ、ハズレ』の企業さんもあるんですね。狼には安芸高田企業さんは『ハズレだらけ』…これも育ちや何かの悪影響による環境が左右してるのでしょうかね。

第十一話「流行は自分が築く物」

休憩時間🚬に三次出身の堀川さんと談話していた時に…

狼「えっ！……堀川さんもボルペンキイロにいたんですか？」

堀川さん「うん。…あそこは、男がチャラい。」

過去を振り返えれば『ブイデストン完千』は年配の男性は気さくな人はいたんだが上役は若い。『キイロ』は組立課は個人主義、利己的主義。プレス課の男女はそうでも無かったが。まだ何処かコメディ風。…『ボルペンキイロ』はより一層、陰気にした感じ。
⚠️狼が言う若い…とは円熟味に欠けてるという意味。ただ仕事の事だけを覚えてリーダー、課長、職長になりましたー！…みたいな。
……狼はクオッカさんと会った夜の日を回想していた。

クオッカさん「…私みたいな子ばかりだと面倒くさいですよぉー。」
クオッカさん「…世の中、綺麗な事ばかりが無いと思える時が来ても頑張りましょうね！」

夜露に濡れる森を抜けて～🎶白いバルコニーあなたを見たー！🎶すがる様な瞳と風に揺れる長い髪🎶ときめく出逢いに胸は、はりさけそう～🎶…メリーアン🎶メリーアン🎶メリーアン　Wont you stay for me～🎶

挿入歌　ALFEE『メリーアン』

狼「…………。」（あの日、あの時クオッカさんが言っていたが本当に環境の違いなんだな。）

誰もが笑って過ごせる世の中じゃなきゃな。

物語もクライマックス！本中２度目の決めゼリフ……
『一匹狼監督の作品に台本はない！何故ならフィクションでなく実話だから。』

つづく

お決まりのセリフが出たって事は物語も終わりに近づいてきた訳ですね。…狼が抜ける穴埋めには別職場の人が入ってくるみたいだね。

第十二話「ミーティング」

昼13時からはレーザー、バラシ、曲げ作業の合同ミーティングがあった。…その席で狼が今月までと軽く挨拶が終ると、それぞれの仕事状況を報告する。…改善案も求められたが、これと無く終る。…そして15時の休憩で……。

狼「…今度バラシに２人入るみたい。バラシは２人になるんか。…いや、それだったら…………まぁ、いっか。」

佐々本さん「……間が悪いね。」

狼はこれからも１人でやるのかと思ってバラシがキツイと感じ辞める訳だが、３日前にして２人つける事になりそうだ。

狼「…後は新し人に少しずつ仕事、教えるか…ﾎﾞｿ」（本社工場がやっている数字に差がつき過ぎない改善案と。）

筒木さんという人が狼の後釜として入ってきた。…力はありそう。
狼は朝の掃除のやり方や基本的な作業を彼に教える。……教えながら改善案も考えていた。

狼「………。」（このバラシ終えた鉄板鎖に通してホイストで運んで貰っているけど、台リフトみたいな物にスライドさせ積み重ねて通路からフォークリフトで資材置場まで運んだ方がいいかも。）

狼「………。」（曲げ無しの製品の番号、いちいちファイル📂から１つ１つ調べるより、いつも決まった物しかないから別用紙に番号をリストして写せばいいかも。）

など考えていた。……筒木さんは体調が悪いとの事で定時で終る。

フユキくん「…大丈夫そうですか？…鉄板の置き方も狼さんのやり方をマネますよ。鎖が通る様にして置いて下さいよ。」

狼「…はは(笑)💧。」（わざわざ穴を揃えんでもええ方法もあったんだけど。）

明日は最終回「清々しい別れ」

物理的に可能な改善案を考えていた狼。…彼はその日を最後に役目を終えようとしていた。

最終回「清々しい別れ」

さぁ、今日で最後！…筒木さんにシャーリングを教えるか！…と思った矢先、筒木さんは欠勤した。

狼「…まだ教えておきたい事があったのに。」

普段と変わらない日で何事もなく時間が過ぎていく。…15時の休憩😃🚬

狼はこれから先の事を武咲さんと武丘さんとで談話していた時に、毎度の如く…

謎の通行人「井戸ーさん！、花園さん！長村さん！さすが！ありがとー！はい！✋」…と言い何処へ歩き去った。

狼「…………。」（ここの名物人を見るのも最後…か。）

そしてキリが良い所で時間になる。

狼「フユキくん。最後の最後までありがとう。フユキくんは頑張れば社員になれるかもね！」

フユキくん「…いえ、いえ、…まぁ僕は地元だし。」

軽く別れを告げ狼は事務所に向かう。

長田リーダー「…狼さん、ありがとうございました。」

狼「お元気で！…武咲さんもお元気で！」

狼は後工程の作業者が作業しやすい改善案をリーダーに提示して退出する。…外は暗くなっていた。
……１人駐車場までを歩く狼。…次の所でまた彼に新しい試練が待ち構えているのであろう。

涙にあけくれた日々もある🎶怒りの拳を振り上げた事もある…Oh Babyお前には分かるだろう、生きる為に人が夢を見る事を～🎶
輝きを失くした思い出を叩き壊せばOh　お前の悲しみは未来へのエネルギー🎶
Sweat&Tears For Loney Night🎶魂をかけて
終わりなき道を１人走り続ければ🎶
瞳から汗を🎶体中に涙を🎶感じる時に何かが見えるはず……きっと…🎶
エンディング歌　ALFEE『Sweat&Tears』

完

『白と黒の焦点』の連続ドラマ小説どうでしたかね。今回は１部と２部に分けて構成した作品に仕上げました。今回は『環境』をテーマにしましたがやはり１部の方は本当に『利己的主義社会』と言った内容になりましたね。…これは例なんですが、かの有名な女優…沢尻エ○カさん。彼女は若い内からディレクターやAD、プロデューサー、監督から「可愛いい！可愛いい！」で売れていたんですね。確かに演技派女優です。…しかし、そんな周りの環境ですっかり板に染み込んでしまった彼女は自分がでる映画やドラマは視聴率が採れると、だんだん慢心しだしたんですね。少しでも気にくわない事があって『別に。』の一言で干された訳です。
…彼女に同じ準レギュラー的な存在の共演者の顔も立てつつ『謙譲な心』があれば今日には至らなかったと考えたら残念ですね。……第１部の作品は何処かそれに似ていましたね。

第２部の方は、硬派ながらも実直で真面目な人が共演したのもあってか大変に良い作品に仕上がりました！
やはりリーダーがどんな人かで下の者の気質も違ってくるんですかね。…ただ１つ残念なのは監督として十ニ話で『バラシはいついつから２人作業にするんで今一度、辞めるの考え直しては？』というアクションが土壇場であっても責任者の口から欲しかった所ですね。…主人公の彼は今回は作業的な面は少し冴えなかったな、と感じていた様子。…しかし作業者としてでなく経営コンサルタント的な面は多少良かったのではないかと。…共演者は良好…後は仕事内容！
……しかし仕事内容がキツイは改善や創意工夫によって見直せば楽になるもの。
そして最後に彼と共演して頂いたキャストの資質を次の世代に受け継がれていく事を願う。
それが、地域に愛される企業の姿なのかもしれない。
－終わり－