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【ねぶた祭に水を差すぼったくり駐車場】

高額な料金設定をしていたのは、パラカという会社が運営する青森県青森市安方の駐車場です。ねぶた祭期間中の８月２日から７日まで、駐車場の看板には、特別高価格と書かれた紙が張られ、終日６０分５０００円と告知されていました。インターネット上には、この料金設定に驚きの声はもちろん、誤って駐車してしまい、高額な請求をされたという怒りの声が多数上がっています。

「ボッタクリですよね。要はね言い方悪いけど騙されたと言うか法外な値段ですよ」

県内に住む男性は、８月４日夕方から翌朝まで利用して６万５０００円を請求されました。精算機は１０００円札以外の紙幣が使えないため、
男性はＡＴＭを利用して１０００円札を６５枚引き出し、全額を支払ったといいます。
運営会社では、返金には応じないとしています。あまりにも高額な料金設定に、祭り期間中も料金を据え置いた別な駐車場の管理事業者からは怒りの声が。

なぜ今回のような高額な料金設定をしたのか、駐車場と提携しているホテルＪＡＬシティ青森は「宿泊客に利用してもらうため」と説明しています。
ホテル側は、駐車場の運営会社の案に従って高額設定に了承したものの、
利用者からの抗議が多く、祭り期間に駐車場を利用した領収書を提示してもらえれば、５０００円分の金券を渡すとしています。
今年も２００万人以上が訪れ、青森の夏を彩ったねぶた祭に水を差す形となった今回の騒動。
再発防止の対策が求められます。
テレビ局の取材に
パラカ駐車場管理会社と組んで高額設定したホテルＪＡＬシティ青森の総支配人の言い分

「ねぶた祭り期間中にホテル宿泊のお客様専属で使いたいけど、どういう方法があるかと相談したときに高額設定はどうでしょうと
提案があったので
それにのった次第です
今から思えば、もうちょっと他のやり方があったのではとは思いますが
例えばロープを張ったりとか監視員を立てるとか
いろいろな方法は考えられると思うので
そういう提案もありましたけども
我々も少ない人数の中で、ねぶた祭の期間全員総出でやっていたので」

地元テレビ局取材のレシートに映ってた料金
パラカＫ青森市安方第５駐車場
8月6日
駐車時間1時間14分
駐車料金10000円