時事通信 2022/04/24 16:32
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沖縄県石垣市が主催する防災訓練に参加した陸上自衛隊のヘリコプター=24日午後、同市© 時事通信 提供 沖縄県石垣市が主催する防災訓練に参加した陸上自衛隊のヘリコプター=24日午後、同市
米海兵隊幹部が24日、沖縄県石垣市が主催する防災訓練を初めて視察し、自衛隊のヘリコプターによる離島住民救出の手順を確認するなどした。23日には陸上自衛隊の駐屯地予定地も視察しており、日米の連携をアピールする狙いとみられる。
訓練は、大津波で離島の住民が孤立したとの想定で実施。陸自と航空自衛隊の約120人が、住民避難や食事の提供などの支援をした。
米海兵隊からは第3海兵師団(同県うるま市)の副師団長ジェイソン・ペリー大佐らが参加。訓練後の自衛隊車両などの展示イベントでは、地元住民と交流する場面もあった。
関係者によると、米軍の参加は陸自側から求めたという。大佐らは23日に石垣市を訪れ、今年度末に部隊配備を見込む陸自駐屯地の工事現場を高台から視察した。