>>31
私も彼の人物については何とも評価しかねるのですが、たしか「モサド その真実」でしたか、それは大変面白く読みました。
(他に彼の本は読んでないのですが)
特に初代長官イサー・ハレルへのインタビューは白眉でしょう。
モサドが組織として巨大化する以前の様々な工作が書かれていますが、ハレルをして最も印象に残っていると言わしめたアイヒマン拉致など、モサド長官が前線で指揮を取った時代の興味深い話を書き出しています。
落合本人は何やら自己陶酔方の人物らしく、また自らを劇的な人物として過剰に演出するきらいはあるようですが(TV CMはともかく、学生時代のアメリカでの武勇伝など笑)少なくともこの著作におけるインタビュアーとしての実力はそれなりに評価されるべきかと思いますね。