英空母「クイーン・エリザベス」=2017年11月、英南部ポーツマス(ゲッティ=共同)
【ロンドン共同】複数の英メディアは14日、日本を含む太平洋地域に向け、長期航海中の英海軍最新鋭空母「クイーン・エリザベス」などで構成する空母打撃群で、新型コロナウイルス感染が複数報告されたと伝えた。BBC放送は、感染は100件ほどに上るとしている。
ウォレス国防相は、乗組員らはいずれもワクチン接種を完了しているとし、感染は制御できていると強調した。英海軍は、乗組員間の安全な距離の確保やマスク着用などの対策を講じているとし、今後も航行を続けるとしている。
岸信夫防衛相は13日、海上自衛隊の護衛艦などがクイーン・エリザベスと共同訓練を実施したと発表していた。
[匿名さん]
英空母「クイーン・エリザベス」でクラスター発生 日本にも寄港予定
TBSニュース 15日 6時51分
日本にも寄港予定のイギリスの空母内で新型コロナウイルスのクラスターが発生したと、イギリスメディアが報じました。
イギリスBBCやテレグラフ紙などによりますと、現在インド洋を航行中のイギリスの最新鋭空母「クイーン・エリザベス」で新型コロナウイルスのクラスターが発生しました。定期的な検査で判明したということで、BBCはクイーン・エリザベスの乗組員100人が感染と報じましたが、テレグラフ紙は空母打撃群に属する他の4つの艦船もあわせておよそ100人だとしています。
ウォレス国防相によれば、乗組員全員がワクチンを2度接種しているため「感染は制御されている」ということです。イギリスのインペリアル・カレッジなどの調査では、ワクチン接種を完了した場合、感染リスクは3分の1に減りますが、感染しなくなるわけではありません。
クイーン・エリザベスは日本にも寄港予定で、イギリス国防省は「空母打撃群は任務を継続し、派遣計画は影響されない」とコメントしています。
[匿名さん]
英空母の打撃群、9月に日本寄港へ 日英防衛相が発表
7/20(火) 20:31配信
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朝日新聞デジタル
英南部ポーツマス港に停泊していた英空母クイーン・エリザベス=2021年5月22日、金成隆一撮影
岸信夫防衛相と英国のウォレス国防相は20日、英海軍空母の打撃群が9月に日本の自衛隊基地や在日米軍基地に寄港することを発表した。ウォレス氏はインド太平洋地域に、年末に向けて英軍の2隻の哨戒艦を「恒久的に展開」させ、数年後には「沿岸即応部隊」を展開させる方針も明らかにした。
【写真】共同記者発表を終え、あいさつを交わす岸信夫防衛相(右)と英国のウォレス国防相=2021年7月20日午後、東京・市谷の防衛省、松山尚幹撮影
両氏は防衛省で会談後、共同記者発表を行った。
打撃群は米、英、オランダ3カ国の海軍艦艇で編成され、5月に英国を出発。インド太平洋地域に向けて航行している。中心は英海軍の空母クイーン・エリザベス。日本も導入予定の最新鋭ステルス戦闘機F35Bを搭載している。
日本へ寄港の際、クイーン・エリザベスは米海軍横須賀基地(神奈川県)に入る。その他の艦艇は、海上自衛隊の横須賀基地(同)や呉基地(広島県)などに分散して停泊する。
[匿名さん]