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技能賞受賞のケニーが「ベストバウト」にこだわるワケ
東スポWeb 1/17(火) 11:09配信

【プロレス大賞受賞者の特別連載「若き疾走」（６）】

　東京スポーツ新聞社制定「２０１６年度プロレス大賞」授賞式は１９日に都内のホテルで行われる。技能賞に輝いたのは新日本プロレスのケニー・オメガ（３３）だ。外国人選手として史上初めて個人三賞受賞を果たしたケニーだが、現状に満足はしていない。そこには「ベストバウト」への強いこだわりがあった。

　——昨年を振り返って

　ケニー：多くのメンバーがＷＷＥに行ったけど、俺は彼らも他の誰もやったことのないことをしたかった。Ｇ１（史上初の外国人優勝）では歴史を塗り替えた。自分でも驚くべき経験だった。

　——しかも技能賞だ

　ケニー：「テクニカルマスター」という印象の賞で、ブレット・ハートやクリス・ベノワのような選手が思い浮かぶ。だから俺のスタイルを考えると、取れると思ってなかった。

　——でも一番欲しかったのはベストバウト。こだわる理由は

　ケニー：例えばオカダ（カズチカ）とミラ・ジョボビッチのＣＭを見た人間が「ほう、コイツはカッコいい」と思ってくれたとしよう。次のステップは試合を見ることだ。試合がダメだったら、そこで興味が止まってしまう。ベストバウトと呼ばれる試合はプロレスの入り口だ。クオリティーが、そのままファンの拡大に直結する。だからこそ一番大事なのさ。

　——今年の目標は

　ケニー：ドーム（４日のオカダ戦）後には「今までで一番の試合を見た」という声をたくさんもらった。多くの米国のメディアで注目され、初めて（５つ星評価で）シックス・スターをもらった。ただ１％だけ満足できていない部分があるとすれば、俺はその試合に勝てなかったことだ。今年のどこかで、自分にとって最高の栄冠を手に入れたいと思っているよ。

DDTのとき丸藤に一生背負っていく怪我をさせている

今は少しはなおったかもしれないが、相手も気をつけて戦わないといけないから大変だな

演技賞は無いのか？