💉 新型コロナ・感染症全国

都専門家、コロナ感染の若い世代約４割がマスクせず会話「正しい着用徹底を」


LINE共有ボタン
2021年5月13日 15時9分 スポーツ報知
都庁でモニタリング会議後に記者団の取材に応じる小池百合子知事
写真拡大

　東京都は１３日、専門家を交え新型コロナウイルス感染状況を分析する定例のモニタリング会議を開催し、感染状況、医療提供態勢ともに４段階中最も深刻な警戒レベルを維持した。

　同会議では東京ｉＣＤＣが、１０代未満～７０代の新型コロナ感染者のうち宿泊・自宅療養者２２７７人を対象に行ったアンケート（期間は２月１５～４月末）の調査結果を報告した。同アンケートでは、感染したことが分かる前１４日間のマスク着用有無について、全体の９７・６％が「常に着用していた」「ほとんど着用していた」と回答。

　一方で、発症日（無症状者は検査日）の直前１４日間に「同居者以外とマスクを着用せず会話を行ったか」について、「はい」と回答した人の割合が１０代で３６・４％、２０代で３５・３％と若年層の４割近くが、家族などの同居者以外とマスクなしで会話を行っていたことが報告された。また、同質問に「はい」と回答した３０代は２１・９％、４０～６０代は１５～１７％台、７０代は０％だった。