夏の甲子園大会10日目(17日)第1試合は花巻東(岩手)が済美(愛媛)を延長十回7−6で破り8強一番乗りを果たした。
花巻東は安楽のストレートに的を絞り、初回に2点、三回に1点。
安楽は途中からスライダーを中心に投球を組み立て、追加点を与えない。
済美は終盤に3点を取り追いつく。
しかし、延長十回に花巻東は4本の長短打などで4点。
済美もその裏、安楽の3ランで追い上げたがそこまでだった。
初戦で155キロを投げながら7失点。
試合前は「(初戦は)力んでしまった。急速を落としても抑えていける。150キロは投げないと思います」と言っていた安楽。
その通りに制球重視の投球で150キロを出したのは試合終盤。
しかし、初戦同様、初回と最終回に失点。
安楽は183球13奪三振もまたも7失点で、3回戦で甲子園を去った。
安楽の話「悔しさしかないです。初回に失点してリズムを崩してしまった。中盤はストレートが走ってなかったのでスライダー中心に変えて抑えられた。延長十回に先頭打者にヒットされた攻め方に悔いが残る」
【日時】2013年08月17日(土) 11:05
【提供】日刊現代