10日、JA全農 2019ITTFチームワールドカップは大会最終日。
女子決勝は日本対中国の対戦となった。
オープニングゲームのダブルスは平野美宇/石川佳純が中国の陳夢/劉詩?に0-3で敗れた。
石川平野ペア 1ゲームが遠く敗れる写真:劉詩?(左)・陳夢/撮影:ラリーズ編集部日曜夜、東京体育館での大一番、中国戦。
会場には多くの日本のファンが詰めかけ、一本ごとにスティックバルーンでエールを送る。
また、中国のファンも負けじと声援を送る。
そのような最高の雰囲気の中で、頂上決戦が始まった。
第1試合のダブルスは平野美宇(日本生命)/石川佳純(全農)が中国の陳夢(チェンムン)/劉詩?(リュウスーウェン)に挑んだ。
試合序盤は競り合いが続き6-6となるが、その後の中国ペアが点を譲らない。
劉のコースを突いたレシーブや、陳の打点の早いバックハンドに苦しみ、突き放された日本ペア。
第1ゲームを中国ペアに奪われる。
第2ゲームも4-7と離され、日本ベンチは早くもタイムアウトをとる。
その後4-9と日本のビハインドのところから日本が2連取で6-9とすると、今度は中国ベンチがタイムアウト。
第2ゲームで早くも両チームがタイムアウトをとることになった。
タイムアウト明けも日本ペアが得点を重ねて点差を縮め、9-10とする。
しかし、次のポイントは陳夢のバックハンドがクロスに抜け、9-11。
ゲームカウント0-2と追い込まれた。
第3ゲーム、日本ペアは序盤、連続得点に成功し、一時5-1と突き放す。
しかしその後、相手の返球がエッジに当たるアンラッキーな失点もあり、6-6と追いつかれる。
日本ペアはフォアハンド攻撃や意表を突くレシーブで再びリードを奪い、先に10-7とゲームポイントを握る。
しかし、価値を意識したか、カウンターを狙った日本ペアのボールが入らず、5連続失点。
日本ペアは0-3で敗れた。
先取点を奪われた日本チーム。
第2試合は伊藤美誠と孫穎莎の同級生対決。
伊藤はスウェーデンOPで勝利しており、分は悪くない。
流れを変える伊藤の活躍に期待だ。
詳細スコア日本 0-1 中国平野美宇/石川佳純 0-3 〇陳夢/劉詩?7-11/9-11/10-12伊藤美誠 - 孫穎莎平野美宇 - 劉詩?石川佳純 - 孫穎莎伊藤美誠 - 陳夢文:ラリーズ編集部
【日時】2019年11月10日(日)
【提供】Rallys