"岡山の奇跡"として注目されている美少女タレント・桜井日奈子(18)が、5月26日から大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される舞台『それいゆ』で女優デビューを果たすことが決まった。
同舞台は戦中の混乱期に雑誌『少女の友』の画家として人気を博し、自身の雑誌『それいゆ』『ひまわり』などを創刊した少女カルチャーの伝説的カリスマ・中原淳一氏を俳優・中山優馬(22)が熱演。
初舞台となる桜井は、中原氏の大ファンで女優を夢見ている女学生を演じる。
桜井は16日付の自身のブログで女優デビュー決定を報告するとともに「今まで女優になることが夢だって言ってきたけど、実際それが近づいてくると本当に自分にできるのかって、不安の方が大きくて、自分が演技をしてることすら想像がつかないです」と心境を告白。
続けて「でもだからってできないって怖気付く自分も想像したくなくて、だから今自分にできることを精一杯がんばって、努力します。
私の女優としての姿をたくさんの人に見てほしです!がんばります」と意気込みを語っている。
桜井といえば、一昨年に地元のフリーペーパー『岡山美少女図鑑』に登場したことをきっかけに「メジャーアイドルより可愛い」「岡山にこんな美少女がいたとは」と話題に。
「岡山には美人が少ない」という定説があったことから"岡山の奇跡"と称されるようになった。
昨年に「LINE MUSIC」のCMで全国デビューを果たし、現在は大東建託「いい部屋ネット」とコロプラ「白猫プロジェクト」の2本のCMに出演中。
いずれも「可愛すぎる」「天使だ」「すごく印象に残る」などと男性視聴者を中心に絶賛されており、業界内では早くも「桜井日奈子のCMにハズレなし」と評判になっている。
ブレイクまっしぐらの状況で本人の夢でもある「女優デビュー」が期待されたが、タイミングが悪かった。
現役の女子高生である桜井は大学受験を控えていたため、あまり仕事が増やせないという事情があったのだ。
週末だけ上京してCM撮影や取材など限られた仕事をこなしていたが、長時間拘束されるドラマや映画は不可能。
せっかく追い風が吹いているのに乗るに乗れないもどかしい状態が続いていた。
「進学をあきらめて仕事に集中する」という選択肢もあったが、桜井は受験を優先。
しばらく女優デビューはおあずけかと思われたが、受験が終わったことで芸能活動を本格化させるメドがついたようだ。
「仕事をセーブしている状態でも大人気だったのですから、本格的に芸能活動を開始すれば大ブレイクは間違いないでしょう。
人気に舞い上がってしまいそうな時期に、大学進学を優先させたのだから彼女は相当しっかりしている。
事務所もそれを了承し、女優デビューに際しても最初の仕事に舞台を選んだのは『大事に育てたい』という方針のあらわれといえます。
本人も事務所も目先の人気に浮つかずに将来を見据えていますから、息の長い活躍が期待できそうです」(芸能関係者)
桜井が所属する芸能プロ「インセント」は中規模ながらヤリ手として知られ、近年はモデル出身の山本美月(24)を女優・CMキャラクターとして大ブレイクさせた実績がある。
大学入学で環境が無事に落ち着けば、猛烈な男性人気と事務所の強力プッシュによって瞬く間に若手トップ女優への階段を駆け上がりそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)
【日時】2016年02月17日(水)
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