デビュー15周年記念日である、6月30日のラストライブをもって芸能界を引退した“ももち”こと嗣永桃子。
Berryz工房やカントリー・ガールズのメンバーとして活躍する傍ら、バラエティ番組でも引っ張りだこだったももちだが、その後釜に誰が座るのか、テレビ関係者の間で大きな関心事となっている。
「アイドルとしてのキャラクターを決して崩すことなく、イジられ役もできるももちは、バラエティ関係者の間でとても評価が高かった。頭の回転も速くトークも上手、大卒のインテリということで、いろいろな番組に使える。個性的な髪形“ももち結び”のおかげで、老若男女関係なく知名度も高いので、街ロケなんかでも盛り上がる。かなりのユーティリティープレイヤーでした。ポストももちを発掘するのはなかなか大変ですよ」(バラエティ番組関係者)
そんな中、ポストももちの呼び声高いのが、私立恵比寿中学の「ぁぃぁぃ」こと廣田あいかだ。
「甲高いアニ声と特徴的な話し方のインパクトが強い一方で、ガチの鉄道ファンという意外性を持った逸材です。一見すると不思議ちゃんのイメージですが、実は頭の回転も速くて、むしろ理知的です。今後、バラエティ番組に出演する機会が多くなれば、エビ中では出していない素の部分も出てきて、どんどん化けていくと思いますね。バラエティ番組のスタッフは、廣田を狙っているはずです」(同)
では、ももちの後輩にあたるハロー!プロジェクトのメンバーたちはどうなのだろうか?
「アンジュルムの竹内朱莉は、今後も継続してバラエティ展開をしていくと思います。愛嬌ある丸顔とおバカな雰囲気は、一般受けしやすいですからね。注目株というと、ももちの教え子であるカントリー・ガールズの梁川奈々美です。まだ高校1年生なんですが、ものすごく丁寧な話し方と古風な雰囲気が、なんとも面白い。セクシーというわけではないですが、若い壇蜜といったイメージです。これまでになかったキャラクターなので、一気に跳ねる可能性はあると思います。ただ、7月からJuice=Juiceのメンバーとしても活動することになったので、スケジュール的な難しさはあるかもしれませんが……」(同)
最近では、ますだおかだの岡田圭右の娘である岡田結実のブレークが記憶に新しいが、新たな“芸人二世”にも注目が集まっている。
「博多華丸の娘であるさくら学院の岡崎百々子は、バラエティ能力がものすごく高い。ソロでのバラエティ出演がまだないので未知数ではありますが、ポテンシャルは相当だと思います」(同)
一方、AKB48グループや乃木坂46・欅坂46のメンバーたちはどうなのだろうか?
「総選挙上位のメンバーや乃木坂の主力メンバーであればいいんですが、それ以外のメンバーだとパンチに欠けるというのが正直なところ。視聴者に『またAKBか』と思われてしまう可能性も高いので、できればAKBや坂道以外のグループから発掘したいと考えるスタッフが多いのでは?」(同)
今後のバラエティ番組における、ポストももちレースに期待が高まる。
【日時】2017年07月10日(月) 09:00
【提供】日刊サイゾー